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【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロン求人ガイド/LIM

■どんなスタッフが働いていますか?

―どんなスタッフが働いていますか?
「ファッションはバラバラで……人生観もバラバラだと思います。会社説明会でも「どういう人が採用されますか?」という質問があったんですが、ぼくらもわからないんですよね。ただ、もしも今いるスタッフと同じ感じという人がいるのであれば、絶対に採用されないと思います。自分達にいないような子が欲しいと思います」
―美容学生というと20歳くらいですが、自分を発信できていますか?
「いやあ、なかなか粒ぞろいですよ(笑)。逆にいうと、自分はSNSがすごいですっていう子とかあんまり興味ないです。そいうところじゃないんですよね」

左から蘭さん/国際文化理容美容美容専門学校、マサトさん/ベルエポック美容専門学校、山口千尋さん/福岡ベルエポック美容専門学校<CHOKiCHOKi2023Winter、CHOKiCHOKi×ベルエポック美容専門学校コラボブックより>

―どんな組織図になっていますか?
「対外的には、僕が東京の責任者という見え方になっています。ただ僕が考える組織は「上に人を作らない」なので、僕は別に自分の立場を利用して何かができるとかではないですし、この役割をもっているだけでみんなといっしょです。それぞれがそれぞれの役割をもっているというイメージです。上もないし下もない」
―それは浸透していますか?
「いつもアシスタントに言うんですが「スタイリストだから偉いとか、偉くないとかじゃない。ただ日本人が大事にしている、相手をリスペクトする気持ちはもっておいてほしい」と。今は年齢が一つ違いくらいだとフランクな接し方もありますが、相手をリスペクトする、敬うことを忘れたらダメです。一つ上だから偉いとか、一つ上だから先輩とかじゃなしに、先輩の役割を果たせるから先輩、スタイリストの役割を果たせるからスタイリストという考え方ですね。おそらく他のサロンさんとは違います」
―ほかにスタッフに対して口にすることはありますか?
「やっぱり「自分と向き合う」ということです。例えば今の自分に満足ができていないとするじゃないですか。そのときの最悪の考え方は、環境のせいにしたり、人のせいにしたりすることです。でも今の自分って、今までの自分の過ごし方が原因だから、それを変えたかったら今の自分を変えるしかないですよね。新しくなにかをやるとか、新しい考え方にして行動を改めないと、何も変わらないですよね。環境でも人のせいでもなくて。「自分と向き合おう」ということはよく話します」
―納得できる話ですね。
「これは私見ですが美容業でもフリーランスで働く選択肢をとる方が増えてきました。ライフスタイルに合わせてステップアップとしてフリーランスに転身する人がいる一方で、サロンでうまくいかなくなった時に逃げでフリーランスを選ぶ人がいると残念に思います。働き方のスタイルで状況が変わるというよりも、どの道を選んでも、環境のせいにせず、自分自身と向き合う力がある人が活躍している印象です」

 

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