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【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロン求人ガイド/フカウラシュウタ(BLANK TOKYO)

YouTuber美容師として名を馳せるフカウラシュウタさんが、自身のお店をオープンします。
緻密な戦略でブランディングの確立と集客を成功させた手腕は、実店舗にどう活かされるのか注目されています。
まだ24歳。
そのストーリーには、学生の未来の参考になるノウハウがある気がします。
今回は募集ガイドではなく、特別版。新卒入社からフリーランス、そして自身のお店オープンまでの道のりを追いました。
@shuta_fukaura
@blanktokyo

YouTubeチャンネル>>>フカウラシュウタ

■新卒でサロン入社から5ヶ月でフリーランスに転身

―まず美容キャリア教えてください。
フカウラ「早稲田美容専門学校を卒業後に、表参道のサロンに就職しました。そこを5か月足らずで辞めて、顧客0の状態でフリーランスとしてシェアサロンに入りました。そして今年11月に自分のお店をオープンします」
―順調でしたか?
フカウラ「コロナ禍で臨時休業になって、月収4万円のときとかもあったので、まあ結構上がり下がりはありました。それでYouTubeなどで盛り返したりっていう感じで。それからお客様を担当できる数などに悩み始めて、今お店作ろうとしているみたいな感じなので、紆余曲折はあるかなと思います」
―新卒で入ったサロンを5ヶ月で辞めたのはどうしてですか?
フカウラ「けっこう予約を詰め詰めに入れる忙しいところで、あわただしい営業スタイルが自分とは合わない、自分のなりたい美容師像とは違う感じでした。方向性が違うなと思ったので、フリーランスになることにしたんです」
―自分のなりたい美容師というと?
フカウラ「僕はお客様としっかり向き合いたいんです。せっかく指名していただいたのに施術はほぼアシスタントがやるとか、お客様をお待たせしたりするのが嫌だったんです」
―フリーランスでやっていける自信はあったんですか?
フカウラ「よく聞かれますが、なんとかなるかなって感じでしたね(笑)。それまでの人生もなんとかなってきたので、わりと気楽に辞めたかなと思います。意外と楽観的な感じは持っているし、なんとかしなきゃいけない状況になったら、どんな手を使ってでもなんとかすると思うので、そうして自分を追い込んで強制的に成長させていくような感じはあったかもしれないです」
―別のサロンに中途で入りなおすという方法もあったじゃないですか?
フカウラ「前のサロンの在職中も、結構いろいろ意見を上の人に言ってたんですよ。こうしたほうがいいんじゃないですか? とか。でも何も変わらないというか、まあ入社数ヶ月の新人が言っても何も変わらないとは思いますが……。そもそも自分の幸せの基準が、自分にすべて決定権があることなんです。こだわりが強くて、自分でなんでも決めていきたいみたいな。営業時間や料金、打ち出しかたなどもすべて。どこかに入ると、それが多少なりとも制限されるので、だったら自分ひとりのほうが自由度も高いし、決定権が自分にあるので幸せなんですよね」
―それじゃあどこかに所属しない方がいいですね。
フカウラ「それと美容室は拘束時間が割と長いので、自分の勉強をする時間やインプットの時間とか、そういった時間が確保できないのがストレスになっていたんです。仕事して帰って寝るだけみたいな。時間が欲しいと思ったのも辞めた理由ですね」
―どんな勉強をしたかったんですか?
フカウラ「マーケティングとかブランディングとか。あとは目まぐるしく変わる世の中の情報をインプットする時間がなくて。サロンにいるとサロンの価値観に縛られるようなところもあると思うので、どこかに属するみたいな選択はなかったですね。美容学生時代から、いずれフリーランスになりたいなと思っていたので、それがちょっと早まったって感じでしたね」
―そしてフリーランスのシェアサロンに。
フカウラ「僕が入ったのが2019年の10月なんですが、当時そのシェアサロンが若手のフリーランスを育てようとする取り組みを始めようとしたタイミングだったんです。材料費を負担してくれるとか、集客アドバイスなども少ししますよみたいなサポートがありました」
―集客は0からですが、どうしたんですか?
フカウラ「最初はミニモで、とりあえず回すみたいな感じでした。当時カット1000円、1650円とか、営業日時によっては500円でやったときもありました。カット&パーマでも3000円とか。それでひたすら数をこなしてって感じでしたね」
―生活はできたんですか?
フカウラ「できましたね。初月の売り上げが30万円ぐらいでしたが、還元率が高いので、収入は前職のアシスタントよりはあったし、当時のスタイリストの最低保証額よりもらえてました」

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