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【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロンガイド/VeLO/vetica

■一番大事にしたいのは誠実さ

「一番私たちが大事にしたいのは誠実さです。美容師だからじゃなくて、人としてだと思います。価値観の優先順位の一番がお金を得ることみたいな人には合わないと思う。それよりも、やっぱり人が喜んでくれることが自分の幸せだって、そこに価値があると思っています。私自身も自分の幸せの完結は、やっぱり人があってこそだと思っています。スタッフが楽しそうに働いてくれること、お客様が喜んでくれることが、私の幸せだなって思います。

2023年度入社/大平侑さん(専門学校金沢美専)@y___xuu

そういう意味では、欲しい人材は、人を大切にしてくれる人ですね。ピュアな、嘘をつかない、シンプルなことなんですけど。面接では、手が器用か器用じゃないかなっていうことやおしゃれかどうかよりも、そこを見ています。人間的には不器用かもしれないけど、ピュアだねって、誠実だねっていう。結局、お客様相手の仕事だから、不誠実さは透けて見える気がするんですよね。
 とにかく集客サイトで新規客を呼んでくれて、売り上げだけたてばいいとかだったらごまかせることいっぱいあると思いますが、お客様と長く付き合っていく上では、そういうごまかしや自分に嘘をついていたりするのも、お客様には多分わかっちゃうだろうし。営業用のトークとかだけで持ち上げても気持ち悪い。そういう意味では嘘をつけないようなタイプの子が欲しいなあっていうか、好きだなと思います」

2023年度入社/下村澪奈さん(日本美容専門学校)@2003._0m

■エナジーはどこにあるの?

「仕事をすることにとって一番大事なのは、「何かやりたいんです」っていう情熱だと思うんですよね。その方向性はいろいろでいいよっていうのはさっき言った通り。例えば「サロンワークに特化した超コンサバなスタイルを私は作っていきます」でも、ウチにいていいと思うんですよ。こういうことがやりたい、まずは美容師になりたいんですっていうのをキラキラした目で言える子。実はそれが意外と少ないんですよ。なんとなくだったり……アナタのエナジーってどこにあるの? みたいな感じで。大体みんなが言うのは、サロンに自分が行って変身させてもらった時の喜び、実感・成功体験みたいなものがきっかけですって、きっかけはそれでいいと思います。それすらなく、なんとなくサロン選んでっていう人があまりにも多いから、やっぱりそういう人だと入っても続かないじゃないですか? だからウチはなにがなんでも人が欲しい、どんな人でも来てくれればいいっていうわけでもないし、いい子にめぐり逢わなかったら、その年度は採用しなくてもいいかなと思っています」

2023年度入社/高山翔夢さん(日本美容専門学校)@origin_of_pretty_boy

■人生のいろんなフェーズに応えられるようオールマイティな技術を学ぶ

「今VeLO/vetica全員で23名です。配属は、アシスタントのときはぐるぐる回ります。スタイリストになるとveticaです。デビューまでは5年弱ぐらいかかっていますね。早めようと努力はしているんですけど、今の時代は覚えることが増えたから。本当に大変だと思います。
今は、例えばロングしか切れなくてもデビューする場合があると聞いて驚きます。経営的にも生産性は上がるかもしれません。特化型ってよく聞きますけど、インスタとか見ていても特化型の方が売れはするんでしょうね。マーケティングベースで売れる美容師を作ろうと思えば、それも一つの方法なんでしょう。ロングをとにかくかわいくしますってことで、ずっとインスタであげ続けていれば、ロングのお客さんしか来ないだろうから。
でもウチは美容師としての最低限のオールマイティな全ての技術は備えた上でデビューするようにしています。提案をしていける美容師になってほしいと思っているから。これは長く付き合える美容師というスタンスにつながっていて、お客様は人生のフェーズごとに違う髪型にしたくなるだろうし、それに対してフォローできる人を育てたいと思っているんです。するとやっぱり全部ショートからロングまでさまざまなスタイルを提案できなきゃいけない。そうすると、やっぱり5年近くかかっちゃうんです。しかし、しっかりとした技術を持った上でできるだけ早くデビューできるように常にカリキュラムは見直しています」

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