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【Ryutaroさんのサロン『Nu:v』がオープンしました!いかないと!!】

■自分で考えた自分の好きなものをより掘り下げてヘアを通じて表現していく

―ということは経営方針とか、理念的なことも違う。
R「そうですね。もともと僕がヌーヴをやるのに出したワードが、『東京のヘアカルチャーシーンに新しいムーブメントを起こしていきたい』と、『サロンに入ってくる若手スタッフの自由でオリジナルな表現を応援しつつ、自分自身もさらに精進して、新鮮なヘアをクリエイションしていきたい』の二つでした。これをサロン全体でやっていけたらなと考えています」
―わかりすいですね、Ryutaroらしいというか。
R「現代的に新しくということではなくて、本質的なところを新鮮にやっていくという感じで思っています」
―ん? もう少し詳しく。
R「例えば今流行っているから、それをなぞるっていうかたちではなくて、ちゃんと自分で考えた自分の好きなものをより掘り下げて、それぞれをヘアを通じて表現していくということです。例えば僕だったらやはりファッションシーンにヘアで関わっていくというのが、自分の中の美容師としてのテーマだし、お客様のファッションにヘアでプラス要素をしていきたいというのがあります」

―なるほど。それがサロンの特徴でもありますね。
R「ヘアを作れることを武器として、別のジャンルへ関わっていくようなことをしたいという人が集まるといいなという……もちろん全員がファッションじゃなくてもいいんです。自分の好きな分野にヘアで関わっていく姿勢みたいなものがある人たちがいいなと思っています」
―スタッフはどうやって集めたんですか?何人ですか?
R「スタイリストが僕とTacの2人です。アシスタントはヌーヴとして集めた5人の、計7人でスタートします」

―意気込みは。
R「今までやっていたヘアメイクの仕事もやりながら、これから30代はサロンワークをガンガンやって、チーム全体として何ができるかというのを考えていこうと思っています。それが箱を持つということだし、後輩を育てていきます」
―サロン全体、箱で動きを作るという発想はいつからあった?
R「スタイリストになって、自分についていたアシスタントがデビューしてスタイリストになったら関係が切り離されちゃうというのが、自分の中でしっくりきてなかったんです。アシスタントがデビューすると、新たな20歳のアシスタントが入ってきて、また指導してっていう。デビューしたその先も意識したいなって、それができたらすごく楽しそうだなとは思っていて」

―ふむふむ。
R「僕は自分のストロングポイントとして、客観的な視点があることが長所だと思っています。自分が何をした方がいいか、どう見せたらいいかをいろんな視点で考えて、ちょうどいいバランスをとれるというのが自分の強みかなと。それを個人単位じゃなくて、サロン単位で、自分のこと以外に後輩のことを客観視していく。こういうことをやったらいいんじゃない?とか、今までの自分だけの視点じゃなくて、ヌーヴ全体としての視点でやってきたいという考え方にいたったという感じです。もちろん絶対にそれをしろと強制では言わないですが」

 

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