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【美容師と服vol.8/下北沢『shaff』と平山華蓮さん(QUQU)】

shaff


◼️僕がカッコいいと思ったもの、完全に自分のその時の感覚を大事にしている

―なにか、ご自身のキャリアが関係してそうですね。
中村「僕が今まで見てきたものの影響はすごく大きいです。僕が見てきてカッコいいと思ったものを自分の店では置きたいなって思っているので。あまりカルチャー臭がしないものに関しては、いいものでも置かない。本当普通の古着と言われるものは置かないですかね。なんかちょっと違うもの、変なものを置きたいなって」

―ちなみに、中村さんはどんな経歴なんですか?
中村「専門学校生の時に、原宿のDogに行って衝撃を受けたんですよ。それで学校にも行かずにDogに入り浸って、他の古着屋さんバーって回って、スナップを撮られるがために歩き回ってみたいなのをずっとやっていました。そこから服の世界どっぷりです。どこかの手伝いだったり、古着のことを教えてもらったりする日々を送りながら、バイトして服を買って」

―めちゃめちゃ服好き!
中村「それから25歳の時に、原宿通りにあるBUDという古着屋の会社に入りました。そこで8年ぐらい働いてから、そのあとは個人でポップアップをやっていました。その後、ここのオーナーに声をかけてもらって、去年の10月にshaffを開けてっていう感じです」

―カレンさんが言う、中村さんはカルチャーが強いというのは、何か背景があるんですか?
中村「昔、Dogのコンボイ君とかと一緒に『吟味』というパーティをやらせてもらっていました。渋谷のトランプルームで、美容学生や大学生の子たちがいっぱい集まってきて。当時僕はトランプルームのスタッフもやっていたりして、もう18、19ぐらいからずっと毎日に原宿にいた感じなんです。Dogでずっと遊んでて、よくしてもらって、古着をおしえてもらって。そうやってファッションとか、そこから発生するカルチャーに触れてきたからかもしれないですね」

―商品の入荷はどのくらいのスパンですか?
中村「基本的には毎日で、メインは週2回ぐらいですかね。土日でバッと出したりとか、週末に入荷することが多いです」

―トレンド性はどのくらい意識するんですか?
中村「一応毎日VOUGEとかランウェイとかも全部見ますけど、他のお店のはあんまり見ないようにしています。影響を受けちゃうので。もう完全に僕個人のその時の感覚を大事にしているかな。だからワンシーズンでもだいぶ店の内容は変わりますね。それが店の色になるのかなって僕は勝手に思っています」

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