【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロン求人ガイド/boucle
■メンズパーマ、古着、音楽……共感を大事に
―ではそのオーナーの考え方があった上でのサロンの打ち出しですが、オフィシャルサイトの情報が充実しています。メンズパーマが得意だってすぐわかる。ここまで絞った理由やきっかけは?
鬼澤「それもちょうど篠原が言った時期、3年前ぐらいにミーティングをして、お店の軸をもっと絞ろうってなったんです。今までは「メンズ」「外国人風」としたふわっとしたキーワードだったんですけど、「メンズパーマ」を軸に、古着が好き、音楽が好きということをベースに唯一無二のスタイルを作っていきたいとぎゅぎゅっと絞りました」
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―なぜそこに絞ったんですか?
鬼澤「セールスポイントをもっと明確にしておいた方が、集客面でも求人面でもわかりやすく、それに沿った人たちが来てくれるんじゃないかと考えたので」
―思い切りましたね。
鬼澤「なんというか、流行りにとらわれすぎない。例えば波巻きパーマが流行ってるから波巻きパーマばかりやるみたいな感じじゃなく、ブークルのいろんなパーマを、古着とか音楽が好きな人に、ちょっと個性のあるスタイルで提供したいという感じです」
鬼澤駿天さん @oni_boucle_oni
篠原「結局、指向性が違う人に入ってもらったとしても、辞めるケースが多いんですよ。やはりゴールが共有できないとなかなか難しい。方針や特徴を突き詰めていくことによって、わかるわかるっていう共感が現れる。それをすごく大事にしたいと思うし、お客様もそういう方がいらしていただいた方がお互いハッピーだと思うし。「これ新しいことやってみたんだけど」って言った時に「あーこれね、いいね!」ってなったりすると、こっちもモチベーションも上がったりするんです。それって美容の仕事の一つの 醍醐味だと思うし、僕らにしかできない技術だと思うから」
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―その3年前の改革以降、お客さんは変わりましたか?
鬼澤「むちゃくちゃ変わりました。有名なミュージシャンの方が、普通にサイトを見てきてくれたり」
篠原「鬼澤のお客様、個性的な方が多いね」
鬼澤「常連さんが増えました。僕じゃなきゃ、ブークルじゃないとこの感じをわかってくれないとか。ちょっと個性的なお客さんが多くて、結構年齢層も幅広かったり。これ、ほかじゃやってくれないよっていう声はすごく多かったりします」
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