【おしゃれサロン求人ガイド／番外編　元おしゃれキング佐藤友昭がつくばでヘアサロンやります！】

■香港ライフは楽しかったけど、民主化デモの影響で離れることに

「収入面については、香港でもそうですし、シンガポールとかほかの海外もそうですけど、外国人を雇用するには会社は最低いくら支払わなければいけないという決まりがあるんですよ。僕は働いていた企業は最低の給料が月40万円。収入は月に40万円プラス歩合でした。ただし、香港は物価が高いんです。40万円もらっても、向こうの生活でいい生活ができるかといえばそうではないと思います。一人暮らしで、ごく普通の暮らし。僕は香港島というところに住んでいましたが、日本では６畳ぐらいで、ちっちゃいバスルームがついたくらいのワンルームで家賃15万円。日本の東京の1.5倍ぐらいだと思ってもらえれば分かりやすいです」

「香港ライフは楽しかったですよ。それこそいろんなものを見たり、いろんな価値観に触れたり、いろんな人と話せるようになりましたが、本当に文化が違うんだなと感じました。うん、やっぱ本当にすごい。香港人、韓国人、ヨーロッパ人とか、世界のいろんな友達ができたし。今でも連絡をとり続けてる友達もいるし、やっぱりいい経験ができましたね」

「楽しかったんですけど、2019年に香港民主化デモが起こったんです。もうすごい大暴動。あのデモが起きた時に香港ってすごく様変わりしたんですよ。街中で火炎瓶みたいなのが投げ込まれるような。電車も止まっちゃうし、交通移動手段もないし、お店もやってない。僕もずっと家にいて、近くの友達に会ったりとかしましたけど、それが何カ月も続いて仕事がうまくいかなくなっちゃって。周りもみんな自分の国に帰りはじめたし、それでもう香港はもういいなと思っちゃったんです」