【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロン求人ガイド／ALBUM

■データを活用した最新型の採用活動で人材確保

―新卒採用は５年目ですが、この間にも何か変更したりしていますか？

横田「はい、毎年新しい取り組みはしています。直近１年間でいくと、積極的に地方の美容学校さんにお電話をして会社説明資料をお配りしたり、実際に現地に赴いて、またはオンラインでセミナーをやらせていただいたりしています。その際に学生さんからアンケートをとらせていただいて、例えばどういったサロンに入りたい人が多いのかなどデータを蓄積して、そのデータベースをもとに求人活動に活かしたりなどをしています。データはいま弊社で2000人分、およそ美容学校一学年の１／10にあたる人数分を蓄積しています」

―セミナーは無料ですか？

横田「はい。基本的には無料でいかせていただいています。学校からお越しくださいというときもありますし、こちらからご連絡させていただくこともあります」

―反応はよさそうですね？

横田「その活動の成果か、ちょうど今二次募集中（6月下旬現在）ですが、前年比応募数も増加しているかつ、良い学生さんたちがより多くなったという印象があります」

―データはほかにどんなことに活用するんですか？

横田「それは言えない部分がありますが……例えばスタッフの育成方法の検討材料にしたり、他のサロンさんを分析して取り組みの参考にしたりしています」

―オフィシャルサイトに美容学校ごとにOBOGが掲載されていますが、あれは何のためですか？　連絡をとったりしてもOKなんですか？

横田「全国の多くの学校からご入社いただいているというプロモーションも目的のひとつです。もし先輩がいたら、個人間でやりとりしていただいて全然結構です」

＜ALBUM Official HPより→こちら ＞

―サロンの特徴でいうとHPに記載している以外にもなにかありますか？

横田「社内向けの行動指針として「技・サ・情・空・人」という言葉があります。これはそれぞれ「技術、サービス、情報、空間、人間力」を指します。これが美容師として働いていく上で必要な項目として、スタッフに伝えていて、重視しています。

技術は文字通りで、

サービス＝接客、

情報＝今どういったトレンドなのか、どういったSNSがバズるのかなどを日頃から集める、

空間＝一等地で洗練されたお店の内装、お客様がトレンド感を味わえるかつ落ち着ける空間を描く店舗設計、

人間力＝お客様が友人、知人に紹介したくなる。担当してもらっていることを誇れるスタイリストになるための人格者であること。

ということを示します」

―スタッフはどんなタイプの人が多いですか？　

横田「いろんな人がいます。ガーリーがいたり、ナチュラルがいたり、ストリートがいたり。それは偏りがないように採用もしています。いろんなジャンルのスタッフがいるので世界観も多種多様ですし、性格も、目指したいところも様々です」

左から坂口諒さん（札幌ベルエポック美容専門学校）、前田笑里さん（ベルエポック美容専門学校）【『CHOKiCHOKi×ベルエポック美容専門学校コラボブック』より】

―店舗によっての違いはあるんですか？

横田「全然違いますね。雰囲気も。例えば渋谷店は、ALBUM5店舗の中だと席数が一番少ない14席となっております。また渋谷店は、一号店ということもあり他の店舗と比較すると暖色の色味が強い店舗となっております。」

―配属はいつごろ決められるのですか？

横田「今まで毎年配属面談というの3月中旬から末くらいにあります。入社予定者と、各店舗からも３〜4名役職者含めたスタッフが集まって、1人ずつ自己PRなど話して、面談をします。その面談内容を踏まえて、配属先を決定していくような流れになります。ただこのフローについては時期・方法含め、次回から変更になる予定となっております。」

―現場の希望もあるんですね。

横田「基本的にはスタッフが選びます。いろんな兼ね合いもあるので本社からの意見も入りますが」