Shirafu
日本で有数の古着屋密集街の下北沢。ワゴンにぎっしり、ラックにぎゅうぎゅうにアイテムをそろえるお店があふれる中、クールさとスタイリッシュさを放つショップ。こだわりをもってアイテムを選んでいることが伝わってくる。鬼澤さんが言っていた「古着をブランド化しているよう」というのは、こういうことか。
◼️「今はこういうのをやりたい」というファッションの表現をしたお店
―『Shirafu』をオープンするまでの経緯をおしえていただけますか?
稲川「もともと原宿で『Un Old Joke』というお店を10年やっていて、ずっと店舗を増やしたいなと思っていたんです。Jokeだけだとできないような、置けないような洋服というか、お店の空間も込みで洋服を表現したいなと。それで、もともとやりたかった下北沢に作ろうと思いました。今オープンして三年半ぐらいたちます」
―お名前の由来はなんでしょうか?
稲川「原宿で古着屋をやっていて、自分ではやること自体が当たり前、生活の一部になっているように感じていました。でも古着屋さんをやっているというのは、普通の職業を選ぶ人からしたら特殊じゃないですか? その自分の中では当たり前なことと世間とのズレというか、違和感みたいのがずっとあったんです」
―ふむふむ。
稲川「自分にとっては当たり前なことだけど、その違和感に名前つけたら……当たり前の状態を表す言葉って何だろうと考えた時に、素面(シラフ)が出てきたんです。シラフって酔っ払っていない状態のことですが、それって普通の状態に名前がついているということで、すごくトリッキーな変な言葉だなと思ったんです。それをお店の名前にしたら自分の古着屋としての表現にふさわしいなと思いました。当たり前だけど当たり前じゃない、そういう状態にある、その道を自分の意思で選んでいるという意味を込めています」
―Un Old Jokeとの関係性はどう考えているんですか? 原宿でかなり人気のあるお店でしたが、商品ラインナップを見ると二号店じゃない気がします。
稲川「そうですね。別のイメージです。自分の頭の中に『Un Old Joke』の空間だと、ちょっと表現しきれないラインナップがあったで、それをやっている感じです。Jokeとは違うなと思っていただけるのは嬉しいです」
―向こうはレギュラーっぽい印象ですが、Shirafuは違いますもんね。
稲川「自分の中で最近の僕よりというか、昔の自分だったらJokeのラインナップが好きだったんですけど、今はこういうのをやりたいっていう感じなんですよ」
- Interview
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