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馬場一馬さんのサロン「STILL LIGHTS」に行ってきました!ぜひ!!

■ヘアだけじゃなく、ファッションや空間に僕らしさを表現して

―しかも路面店。外観もカッコいいし。いったいどんなサロンを作りたかったんでしょうか?
馬場「SNSが主流になったり、コロナ禍になったり、どんどん時代が流れていく中で、僕が発信をしていくための空間とかにこだわったほうが、自分のストロングポイントは生きるんじゃないかというのを肌で感じるようになっていたんです。それで都心でやるよりも、こうして路面店で、ちょっと広い空間を使えたりとかしたほうが、自分らしくやれるんじゃないかなって考えてはじめました」
―自分のストロングポイントとは?
馬場「準備期間でシェアサロンにいたときに、お客様から「馬場さんの作った店に行ってみたいですね」っていうお声をたくさんいただいたんです。僕のヘアデザインだけじゃなく、ファッションとか空間、インテリアだったり、そういう部分にも価値を感じてくれていました。どんな空間ごと作っていくのか、みたいなことを楽しみにしてくれて」
―どおりで! この外壁は塗ったんですか?
馬場「もともとの外壁の色なんですが、すごいイメージにぴったりでした。そこにロゴをちょっと入れたりとか、シンボルになる照明をつけたりして」
―中はかなり広いですね。都心じゃ考えられない、びっくりしました!
馬場「37坪くらいあります。すごい贅沢に使ってますけど」
―内装についてのこだわりは?
馬場「素材は、コンクリートと白と木を使いたかったんです。今までの僕だったらパキッと出すのが好きだったので、あまり木を使うことは考えてなかったんですけど、新しい自分の中で生まれた感性というか、ちょっと柔らかい要素を入れたいなっていうのがあって。あとは家具。椅子もそうだし、将来的にアパレルを展開したいと思っているので、洋服も畳めるような奥行きのあるカウンターとか、全部オーダーメイドで作りました。お店全体が箱みたいな、空間の中に置いていって、家具っぽく見せたかったっていうのがあります」
―スタッフについては?
馬場「スタッフは前職からついてきてくれた2人と、僕のお客さんで美容師を再スタートするにあたって声をかけた1人の3人です。スタイリストさんを外から入れて売上バンバンやるよりは、僕が大事にしていることだったり、イズムみたいなのをしっかり一緒になって育っていくみたいな形にしたかったので、彼以外誰にも声かけてないです。共感できるメンバーでここで育っていってほしいと思っていて」

市ノ瀬未来さん(資生堂美容技術専門学校)@_seemike、大宮夏海さん(日本美容専門学校)@tr_natsumi0809、小林優太さん(ベルエポック美容専門学校)@sl_yuta0227

―スタートしてから2か月ですけど、どうですか?
馬場「順調にというか、すごい毎日フルですね。今日もフルだし、明日もあさってももう全埋です。ありがたいです。僕、SHIMA時代から売り上げを落としたことがないんで、今まで。もっとやれるかなっていう感じはあるんですけど」
―それはありがたいですね。どんなお客さんがきますか?
馬場「メンズレディースともにファッション好きな人多いですよ。これは昔から。僕、かなり特殊なんですよね。僕のことをずっと見てたけど、店を作った今になって行ってみたいと思って来ましたって人もいるし、インスタとかで見つけてきた大学生の男の子とかも全然います。なんかかぎ分けてたどりついて、来てくれたりとか。地域の方は、路面店の強みで、通りがかかって来てくれたり。主婦層の方や、駒沢でお店をやってる人とか、駐車場があるのでいい車でバーってきたり、クリエーターの人だったりとか、本当いろいろです」

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