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【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロン求人ガイド/sand

実践的な技術教育とSNS教育の両輪で売れるスタイリストに育てる

―今全スタッフで何名ぐらいいらっしゃるんですか?
河野「 現在115名で、次の内定者を入れたら150人ぐらいになります。モンスターが増えるので席が足りなくなって、お店出さなきゃね、で、お店出して。またスタッフを採用してという流れです」

―スタッフ向けに力を入れているポイントはどんなことですか?
河野「一番は教育ですね。技術教育とSNS教育の両方をやってもらいます。技術教育をやって上手くなったけどお客様が来ない、スタイリストになっても暇だと楽しくないですから。同時並行でやって、スタイリストになった時にある程度集客できるように育てるという方針でやっています」

―こうなってほしいみたいな思いはありますか?
河野「まず売れてほしいというのが、大前提です。絶対に売れさせたい。それが一番美容師として楽しいので。ゆっくりやりたいという人には無理にはやらせませんが、お客様が来る、お客様に求められる美容師を育てるというのは絶対です」
―もう少し具体的に、何を教えてますか?
河野「技術であれば、インスタに上がっているようなスタイルが、そのままウィッグカットのテストになっています。例えば国家試験のカットとかは、いわば正確に美しいスタイルを切るというテストで、それもいいんですが、かわいくはないので。ウチでは、ちゃんとかわいいヘアスタイルを切れるテストをしています。アシスタント時代にモデルさんを呼んでかわいいスタイルを切っていれば、スタイリストになった時にそのままお客様として来てくれたり、リピートしてくれる。上手く切れるというよりは、かわいいを作れるというようなテスト項目をいっぱい作っています」
―デビューまでどのくらいですか?
河野「2年から2年半ぐらいが多いです」
―今はデビューが早いサロンもありますが、意図はあるんですか?
河野「半年でスタイリストになるということは、アシスタントができる期間が少ないですよね。それは、むしろかわいそうだなと思っています。アシスタントとしてスタイリストのお客様にたくさん関われなかったり、いろんな髪質に触れられなかったら、経験が積めない。アシスタントとして覚えてもらいたいお客様への気遣いや会話術、接客などを学んでほしいと考えています。こうやってきたからお客様がリピートしてくれているよという我々の思いもちゃんと伝えたいし、自分たちの下の子たちも育ててほしいという思いもあるので」

―アシスタントとして学ぶことがたくさんあると。
河野「アシスタント期間は結構大事に考えています。ちゃんと伝えるだけ伝えてスタイリストになってくれた方がいいなっていう思いがあります。1年半ぐらいでデビューする子はいるんですけど、そういう子はその期間にちゃんと伝えて、練習もめっちゃやってデビューしています。それをやった上で早いのはすごくいい」
―今おっしゃっていたリピートさせるためにしていることって、例えばどういうことですか?
河野「いっぱいあるんですが……例えばドリンク出すときにちゃんと持ち手を利き手側にしていますかとか、飲み口が手前に向いていますかとか、そういうところまで言います。動作というより、僕らでいうとマインドの部分が大事なんです」
―へぇー、なるほど。それは何かマニュアル化しているんですか?
河野「いや、マニュアル化はしてないです。その都度、『導いて』伝えているんです。それを教わった人は、後輩にも伝えていくことで、文化になっていくと思っていますので」

―全店舗に共有されるんですか?
河野「共有されるという感じではなくて、それをやっているのを見た人が自分の店舗に戻ってやって、それいいねって真似をして、自然に浸透していく感じです。 素直な子が集まっているので、みんないいなって思って実践してくれてるんじゃないかなと思います」

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