■個人レベルでのサポートとビッグサロンならではの経験の両立
―では新卒者に向けてサロンの特徴をアナウンスするならどういうことでしょうか?
久分「大きくは二つあると考えています。一つは、今はガーデンに入ったからといって売れっ子になれるとは限らないと思うんです。インスタグラムやS N Sの発信力など、個の力が必要というか、会社にいれば大丈夫というより地力の要素が大きいので、それをバックアップする仕組みとか人間関係がガーデンにはあると思います。例えばちゃんとS N Sの更新の仕方、どうやったらバズるかというノウハウを教えてあげることができたり。それもみんなを集めて教えて終わりとかではなく、毎日一緒に働きながら、その環境の中で穏やかに教えてあげられるという、それは安心してもらっていい部分だと思います。先輩と後輩のつながりなどがあって、ちゃんと導いていける土壌があります」
―もうひとつは?
久分「もうひとつは、ウチのような会社の規模じゃないと経験できないような大きなイベントがあります。5月には230人全員で運動会をやりましたし、10月には花火大会に土曜日の昼ぐらいからみんなで見に行きます。以前は沖縄旅行に行ったりしましたが、そういうみんなでドーンとやるみたいなイベントがあって、それは小さなスケールでは体験できない、けっこうスペシャルだと思うので、それも魅力としては大きいかなと思います」
■大人数でも教育は統一してムラなく
―新卒が38名入ると教育体制はどうなるんですか?
久分「入社して4〜6月ぐらいの間は、営業外のところに集めて新人研修を行います。カラーやブローなど、ガーデンとして必要な基礎要素を学びます」
―そこは全員集合なんですね。
久分「同じタイミングで、教える人も一緒で、統一した技術をちゃんと学びます。それらをちゃんと身につけて各店に戻ってきてくれれば、ちゃんとした技術でお客様に入らせられるようになります」
―イズムみたいなのは、どういうところで?
久分「その4月〜6月の新人研修は月に6回ぐらいあるんですが、そのうちの5回はカラーやブローの勉強で、1回は全員を集めてマインド面の研修をやります。自分たちが一年めの時はこういう気持ちだったんだよ、こういうことが辛いと思うけど、こうやって乗り越えていくんだよとか。ずっと引き継がれてきているマインドとか、僕を含めた幹部とミーティング形式でやります。本人たちにも一人一人喋らせたりとかして、みんなお互い辛いのは一緒だったんだみたいなことを経験しながら、一緒に育っていく感じです」
―その先は各店に戻って、それぞれ教育システムがあったりするんですか?
久分「カットとか、そこから先の教育に関しては、銀座エリアとか表参道エリアとかエリアで集まって、週に一回レッスンを行います。不公平がないように統一にして教えるようにしています。マインドの面では、二年目、三年目になった時など、同期が集まって研修をやっています。以前は少し遠出をして宿泊施設へ行き、コミュニケーションを踏まえた合宿みたいなことも会社として行っていました」
―ということは教育専任者が必要になりませんか?
久分「そうです。テクニカルディレクターという役職があります。教える技術は時代によって変えていくので、そのテクニカルチームが一番新しい技術の内容を考えてメニューを組んだり、38人に教育ムラができないようどうやっておしえていくかを考えています」
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