• HOME
  • News / Column
  • 【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロン求人ガイド/ROVER

【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロン求人ガイド/ROVER

過去は読者モデルに始まり、インフルエンサーやYouTuberの御用達サロンとしても知られる、
原宿の『ROVER』が今回の主役です。
「自由」をうたうサロンが増えています。
しかし自由には、責任と自立がともなうことも心得ておきましょう。
ROVERの自由には、サロンを長く続けるという目的があります。
とてもあたたかい自由だけど、冷静な自立も求められる。
頼もしくもあり、自分次第をつきつけられる。

 

店名の由来にもなっているROVERの自由を、代表の小林直樹さんに聞きました。

@rover_kobayashi

■歩合は大きく、稼げるスタイリストになったら出勤自由、副業もOK

―ローバーはオープンして何年経ちますか?
小林「2013年の9月9日にオープンして、つい先日10周年を迎えました。4人でスタートして、現在は3店舗20名のスタッフがいます」
―サロンの特徴は? 統一の意志はありますか?
小林「統一されていなくて、逆に統一されてないことが特徴になっています。スタイリスト一人一人の得意なメニューが全然違うので、お客様の層が本当にバラバラです。スタイリストによって履歴の難しいホワイトカラーが得意だったり、顔まわりカットで若い女性を集めたり、自分のYouTubeでトリートメント施術が大ブレイクしていたり。セット面ごとに別なサロンのようになっているときがあります」
―それはどういう方針があってそうなったのですか?
小林「すごく自由に、のびのびさせています。例えば自分の給料以上稼いだスタイリストは、完全歩合に切り替わるんですが、そうなるといつ出勤してもいいし、いつ帰ってもいいというフリーランスのような状態になるんです。それで空いた時間は自分の勉強をする時間にあてたりできますし、副業もOKなのでヘアメイクに自分で行ったりなど、自分の個を伸ばせる時間ができるんです」
―どうしてそういう方針にしたんでしょうか?
小林「まずお店出そうと思ったきっかけが『美容師を長く続けられる、美容師を辞めない環境を作りたい』ということだったんです。そのためには、やはり自分の好きなことを思ったとおりできるサロンがいいなと思ったので。役職的にも、あくまで責任者として店長はいますが、ほかはみんながほぼ横一線です。僕も含めて」
―え? どうして?
小林「もし働かない社長が一人いたら、どうしても働いている側から搾取する部分が出てくるじゃないですか。それが嫌で独立する人がいるだろうなと思ったので、自分も組織の一員としてやってみようと思って」
―会社の決め事はどうするんですか?
小林「最低限の決め事だけがあって、あとは自由に自分たちが動くというスタイルなんですよ。だから本当にフリーランスの集まり的な感覚ですね。確かにそこは珍しいかもしれないです。でも、だから自立はしてもらわないと困ります。自由なんですけど、やっぱ自立は絶対必要です」
―自分で稼げるようになると、ここじゃなくてもいいやと思う人が出てきませんか?
小林「だからウチは歩合をできるだけ上げています。給料はできるだけ本人に渡しちゃいます。会社は社会保障費もちゃんと払うし、やってあげられることは精一杯やります。それでも自分がやりたいことがあって出ていくなら、それは全然止めたりしないです」

WEB Site>>>ROVER

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。