• HOME
  • News / Column
  • 【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロンガイド/LECO

【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロンガイド/LECO

■LECOに共鳴できるかどうか

―内田聡一郎がそのまま投影されているお店ですね。
内田「そうですね。歴史のある大手サロンから比べたら企業感ゼロです(笑)。逆に長く続くサロンは、しっかりとした企業体制じゃないと残れないですよね。僕はもう創業社長で終わるんじゃないかと思ってます。「俺が終わったら終わるんだろうな」って。それが悪いことではないと思うし、大体のサロンはそうだと思うので。逆にむしろ企業としてやっていくサロンしか残らない方がいいと思うんですよね。その一方で特徴のある細かいサロンを若い子が出す、みたいなサイクルだと思うので、それでいいのかと思います。あるタイミングで企業にしたいと思うのかもしれないですが、今は全く思わないです」
―併願NGって知ってます?
内田「学校によってはダメなところあるって聞いてます。ウチはまったく気にしないです。併願してもウチをとるだろうなって思っていますし(笑)。逆に今、売り手市場なので、美容学生のほうが相当強気ですよね。「選ばせてもらいますよ」っていうスタンスできがちですよね。他のサロンで話を聞くと、へりくだってますよね。下手に出ないと新卒がとれない時代だとは感じます。ウチは僕のバリューでやらせてもらっているところもあると思うのでそんなことはないですが、でもあと5年経ったらそれもなくなるだろうし、そしたら下手に出ないとっていう怖さも感じてますけど(笑)」

―ほんとに? そうなったらそうなったときだと思ってません?(笑)
内田「まあ、そうですけど。でも、人いないと困っちゃうんで(笑)」
―そうねえ。
内田「今の時代のサロン求人って、早期デビューや高い初任給などの体制の手厚さか、圧倒的なカリスマ性で集めるかのどっちかじゃないですか? そのどっちもできないサロンは淘汰されていくんじゃないでしょうか」
―なるほど。
内田「でも手厚さの競争になっていくと、どんどん条件が上がっていいきますよね。あっちのほうが1万円高いとか、有休多いとか。受ける子たちにとってはいいことだけど、サロン側からするとそれってどうなの?って思っちゃうんですよね」
―学生と話していてよく聞くのが、自分が成長できるかどうかで判断しているみたいで。
内田「それって主観によりませんか? それが売り上げなのか、クリエイティビティなのかによっても違いますよね。そいつ自身もわかってないし。アナタにとって成長ってなんなの?って」

―面接で厳しい質問してそうですね、何を聞いてます??
内田「けっこうしてるかも(笑)。でも自分がこうなりたいってわかってないですよ、僕もそうだったけど。なんとなくこのサロンかっこいいなとか、なんとなくここにいる人がかっこいいなとか、ここに入るとイケてるんじゃないかとかでしか判断しなかったので。だから「今ウチがどう見えているか」とか聞きます。「LECOに入ったら何ができそうか」とか。「LECOに入って自分がどういう感じになっていきたいのか」とか。むしろそういうことしか聞かないかもしれないです。あとは、「とにかく大変だよ」とはいいます(笑)。で、いざ入ってみたら思ったより大丈夫だったな、みたいなこともあるし。ビビらせてるから、プラスに感じるという(笑)」
―辞めていく人には?
内田「どうぞ、です。去る者は追わずって感じです。辞める時ってギャップじゃないですか。思ったよりきついとか、思ったより給料少ないとか、思ったより人間関係悪いとか、ここにいても成長できそうにないとか。ほとんどそれが理由なので。
 それはないようにしているつもりですけど、結局マッチングなので。自分達が悪いとも思ってないし。だって、どこよりも手厚い雇用条件だったとしても辞めていくケースありますよね? もうシンプルに合わなかったんだな、マッチングが悪かったんだなって感じでしかみてないです。
 ウチはこういうスタンスで、合わなかったら辞めてねって。強気に。それが一番お互いにとっていいというか。それで人が集まらなかったら、人が辞めて会社がうまくいかなくなったらそれまでだし。それは自分の責任だしってはっきりするし。自分が覚悟してやっていることだと思いますけどね」

―好きな人だけ来てくれればいいです、と。
内田「結局、福利厚生が整った先には、自分がカッコいいと思う、主観というか、そういうもので決めると思うんです。一般の企業よりは、自分が人より秀でたい、人よりセンス良くありたい、人よりカッコよくありたいみたいなところに行きつくんじゃないかなと思うんですよね。
 みんなぬるいですよ……肝心なことしないで、言うこと聞いて、休ませたり、下手に出て。ちまちまインスタで集客して。それじゃみんなの水準が上がらないですよ、ナメられますよ。これ、書いていいですよ(笑)」

 

Photo/Eisuke Fukumochi(一部除く)

Official Site>>>LECO

Official Site>>>QUQU

 

■2024年度新卒採用 二次募集要項>>

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。