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【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロンガイド/LECO

■LECOならではの育成スタイルとは?

―スタイリストデビューまではどのくらいですか?
内田「カリキュラムでいうと2年半です。人によって前後はありますが」
―今朝も練習をやっていますね。
内田「毎日8:30か9:00くらいからやります」
―毎日!
内田「2年半でデビューだと、カリキュラムを詰め込まないと時間的に合わないので」
―脱落していく人はいませんか?
内田「みんな早くデビューしたいという気持ちがあるんです。カリキュラムがしっかりあって、今月はこれをやる、今月中にこれを受からなきゃいけないというミッションもあります。毎日やらないと追いつかないと気づくんですよ。だったら頑張んなきゃなと思っていると思います」

―スタイリストになってからは?
内田「練習会はもちろんありますが、ウチの場合はアウトプットする機会が多いので。撮影をふったり、セミナーを一緒にやったり、そういう機会でいっしょにやることが経験になっていると思います」
―技術者として伸びるきっかけはどんなことだったりしますか?
内田「ウチみたいな色っぽいデザインが強いテイストだと、打ち出しにオリジナリティがないと先輩に負けちゃうじゃないですか。そこでメンズのベリーショートに特化したりとか、ブリーチにパーマをかけることに特化したりとか、お店の中でのちょっとした細分化が結構あって、それをきっかけに掴んだなという瞬間があるんです。それがTiKToKがきっかけの事例もあるし。ウチでは売上の一定額を越えるまでは、毎月若手のフォローアップミーティングがあるんですが、そこで話し合っています」

左から担当者/AMANE(「CHOKiCHOKi2023Winter」より)、近藤有紗(「CHOKiCHOKi WEB2023 Monthly Shooting at May」より)

―LECOが内田さんの看板プラス、内田さん以外の個性も立ってきているフェーズに?
内田「そうですね。そこにファンがつくので、それはすごいありがたいなと思います。一番最初に僕がいてというサロンのフォルムの中で、この人もすごいいいなってファンになっていく感じで」
―内田さんはどんな姿を見せていますか? スタッフからどう見られているんですかね?
内田「僕のというより……こういう美容師になりたい、こういうセンスが好き、こういう仕事がしたいとか、それぞれの感覚がでてくるじゃないですか、向いている方角は一緒ですが、それぞれ細分化して出てくるので、そのために僕がロールモデルにならない例もあるだろうし。
 今、僕は美容業界のある程度のポジションで美容業界向けに仕事をたくさんしているけど、「自分はヘアメイクがやりたいです」「私はヘア以外の活動もしたいです」とか、それぞれ自分なりのなりたい美容師像が出てくるので、それをちゃんとある程度認めなきゃいけないと言うフェーズに来ているなとは思います」

サロンワーク以外にもインプットの活動が積極的(左上から小林さんの絵画、内田さんのDJ、AMANEさんのDJ、浦さんのヘアアクセ制作)

―小林さんも絵を描いたりしていますしね。
内田「僕はDJやってるとか雑誌のスナップに出ていたとか、現状で言うと美容業界でこういう仕事ができるとか、大勢の前でカットができるとか、それは見せられるし常にやっていきますが、美容業界以外の活動にもアプローチしてるんだよ、それでお店でも活躍できているんだよというのを幹部陣やスタイリスト陣が見せられるような土台は作りたいとは思います。
 でもどこまでいっても美容師なので、30歳くらいまでは美容に重点を置いて意識してしっかりやってほしいなというのはあります。今は多様性とか、自由に働くとかあるんですが、30歳くらいまでは熱中してやった方がいいよとは言ってます。カットだったらカットに自分を追い込んでいくことも大事だよねって。高圧的には言わないですけど」

LECO5周年には大規模クラブイベントを実施した

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