【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロンガイド／Dayt.

◼️いろんなジャンルに広がる関係性から新しい代官山のカルチャーを発信したい

―なるほど。いろんなお客さんがいるというのは、例えばどんな？

悠馬「本当にいろいろです。子供連れのお客様がたくさんいらっしゃいますし、ファッション界隈の方、アーティスト、クリエイターの方、本当にいろいろです」

―お店の中で価格表示がある絵を見かけました。

悠馬「絵やお茶を売っています。イベントも多くて、3Fでお花屋さんやバッグのポップアップをしたり、あと写真展みたいなやつをやったりとか。フラワーアーティストのクリスマスのリース作りのワークショップやったりとかして。そういうのもあるから、いろんなジャンルの人が関わってくるのかもしれないですね」

―それは何か狙いがあってやっているんですか？

悠馬「お店の場所、代官山ってちょっと面白くて」

―どういうことですか？

悠馬「うちのお店の1階にお茶屋さんがあるんですけど、僕が世界一周をしていたときに知り合った方がやっているんです。そのボスは昔やんちゃをしていたとか、お客様もタトゥーがゴリゴリだったりして、見栄え的に一歩引いてしまうような方もいらっしゃるんです。でも所作とかがすごく美しかったりするんですよ」

TEA-BUCKS @tea_bucks

―お茶屋さん、ありますね。

悠馬「代官山に昔から住んでいる人って、結構ブイブイ遊んでた人が多いみたいで、そういう感覚を結構楽しんでくれている人が多いんですよ。面白いあんちゃんたちだなって、意外に理解があって。それでいい意味で盛り上がっていた時代の空気感を、ここを起点にちょっと広げていけたらなって思っています。美容とかお茶とか生活に根付いているところから、代官山の新しいカルチャーをというか」

―ほほぅ。

悠馬「僕らは周年イベントや忘年会をやったりもするんですが、ぶわーって人が集まってくれるんです。いろんなジャンルの人が。仲間内みたいな感じで広がっていっています」

―面白そうですね。

悠馬「お茶屋さんにはやんちゃしてるような人たちがゴロゴロ来てるけど、織り目正しいから、一緒に仕事してくださいっていう企業、ハイブランドから連絡が結構来るんです。面白くないですか？　一見引かれそうな人たちが集まってるんだけど、飲んでるのはお茶で（笑）。でも、それって内輪だけでやってしまうと広がらないから、イベントを開いた時とかもいろんなジャンルの人が集まってくれる」

―へえー。

悠馬「先日5周年のパーティーは、浅草の花屋敷を貸し切ってやりました。なんか、すごい結構面白いです。可能性を感じています」