• HOME
  • News / Column
  • 【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロンガイド/KILLA

【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロンガイド/KILLA

◼️『美容を楽しむ』、やりがいを味わえる機会を用意する

―サロンはいつオープンですか?
小林「2012年にKILLAがオープンしました。2016年にKILLA annex、2021年にアイラッシュサロンのkilla eye beautyを武蔵小杉にオープンしました」
―サロンの名前が特徴的です。由来を教えてもらえますか。
小林「輝く、輝かせるという言葉を表現するのに、耳にして一番わかりやすくイメージできるワードとしてKILLA(キラ)という名前をつけました。ダイヤモンドを磨くのと同じように、年を重ねても美意識を磨き続けることでいくつになっても輝けるライフスタイルを過ごしてほしいという想いがあります」

―会社の理念はどんなことでしょうか?
小林「『美容を楽しむ』です。没頭する何かを仕事の中で見つけて、毎日の生活を楽しんでもらうことを考えています」
―そのココロは? もう少し具体的に。
小林「僕もアシスタントや新人スタイリストの時に、休みなく常に時間を美容に使っていた状況があって。すごく忙しいし大変だったんですが、何か目的があって、それに没頭というか夢中になれると、その時間がだんだん楽しくなってくるんですよね」
―そうなんですね。それが根本にあって、これまでどんな方針で歩んできましたか?
小林「2024年で12周年を迎えました。全体的なサロンの色は特に決めず、しっかり個々の進みたい美容師像や、売りにしていきたい技術を、各店舗で発揮できるような展開を考えています」

KILLA @killa_harajuku

―全体的なサロンの色を特に決めないということはなぜなのか、もう少し知りたいんですが。
小林「オープン当初はわりとナチュラル系テイストのお店だったんですが、どんどんカラーの需要が高くなったり、デザイン指向が強くなってきて変化した経緯があります。やはり働くスタッフが、自分はこういうことをやりたいと思った時に、お店の型を決めちゃうと、それに対応できなくなるんです」

KILLA annex @killa_annex

―なるほど。
小林「それにスタッフも年齢を重ねますし、お客様の年齢や思考も変化するものです。時代のニーズに合わせる意味でもサロンごとに特徴や”売り”を変えることで、よりターゲットを絞ったアプローチができます。「なんでもできる美容師」は理想かもしれませんが、それより自分達がやりたい技術を強化してあげることが「やりがい」につながると考えています」
―それが12年続いた秘訣の一つかもしれないですね。
小林「そうですね。今の本店はハイライトとか無彩色系で、色の明度でのコントラストが強いお客様が多いです。一方、アネックスは全体的な彩度としてのコントラストが多いお客様が多いんですよ。スタッフにとっても店舗別でターゲットを絞ることで、より集中的にその技術を習得することができます」

―それもひとつのメリット。
小林「もし次を狙うんだったら、例えばメンズをやるとか。スタッフが自分の売りを作りたいところによって変わってくると思います。どういう技術を自分の売りにしていきたいのか、もしやりたいことがあるんだったら、それに答えてあげたいなという気持ちはありますね」

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。