【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロンガイド/iLe./nehus
◼️ブリーチの技術は営業中に実践して、目を養うから成長が早い
―最初4人でスタートして、今は何人ですか?
西村「今ちょうど20人ですね。スタイリスト10人、アシスタント10人です」
―ここで育ってスタイリストになった方?
西村「中途入社もいます。中途が2人、新卒からが8人です。元々は、自分たちの血をしっかり固定したくて新卒から育てる方針だったんですが、去年から中途採用もはじめました」
―育成はわりと厳しめにやっているみたいなことを、ほかのメディアで見たんですが……。
西村「他の美容室に比べたら厳しくはない方だと思います。僕も酒井も今まで美容室で働いてきたので、そのときの嫌なことをなくして働きやすい美容室にしようという方針でいます。で、やってみたら一時期ゆるくなり過ぎたので、締めるところは締めるようにして。そういう点も、動かしながら改善していっています」
小林隼人さん(@5884_8810)/横浜理容美容専門学校
―カリキュラムの特徴はありますか?
西村「まず、ウチにはブリーチにこだわりがあります。ブリーチって、もちろん塗り方とかやり方もそうなんですが、例えばお客様が外を歩いて来店されると、髪になにか異物質がついているんです。そのせいでブリーチで傷むとかがある。事前段階としてその異物質を除去するシャンプーも作っていて、それをしてからブリーチをします」
―ふむふむ。
西村「僕らはオンラインサロンもやっているので、エフェクトブリーチを使っているところは大体広がったと思います。今だと、他社でも同じようなもの出しているんですが、僕らは商品を売りたいというよりは、文化を作ろうという意思で取り組んでいて。理論も今までの技術理論を全部覆して、ものを作ったり」
RYUGAさん(@ryuga.o_o)/香川美容専門学校出身
―その姿勢を入社すると叩き込まれるみたいな。
西村「そうです。他のサロンもやりはじめはいるんですが、発祥は僕らで世の中に広まって、今では研究者とかも繋がったりしています。どうしたら1番いいかとか」
―アシスタントはレッスン中に学ぶのですか?
西村「営業中に学んでもらうことが多いですね。伝えて、やってもらうみたいな。考えと実践がそのまま同時に入るように。例えばカラーのチェックとかを任せたりするんですよ。チェックしてみてって」
レオさん(@mynameisgreenman)/福岡ベルエポック美容専門学校出身
―入社してどのくらい経ってからですか?
西村「1〜2ヶ月でしてもらいます。カラーチェックはどの美容室でもやると思いますが、最終的なチェックって結局先輩が呼ばれるんです。それだと意味がないんです。僕らは見に行かないです。そうするとアシスタントは、しっかり見ないとという責任感が出る。そうすると目が育つ。もちろん不安な時はチェックしますが、アシスタントの子でも慣れてくると、自分から施術を言ってくるようになります。アシスタントに技術などを教育するのも重要なのですが、スタイリストの目線で育つことが1番重要です」
―すぐに戦力になるってことですね。
西村「それをやらせるだけでほんと目が良くなるし、しっかりと言えるようになります。もともとみんなカラーを学びたくて入っているので、やらせれば早いです」
担当/かしわさん(CHOKiCHOKi WEB『ワタシのパワープッシュスタイル』より)
―パーマ、カットはその後に?
西村「そうです。カリキュラム自体は結構どこの美容室とも一緒の流れになっています。シャンプーやって、カラーやって、カットやってパーマはもう同じことで。それ以外の知識に関しては、その都度。ああやって塗った理由はこうだよみたいな感じで、営業中に」
―朝や営業後にレッスンの時間は?
西村「あります。それは基本的にカリキュラムの内容をやってもらいます」
nehus(@ile.nehus)
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