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【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロンガイド/Decenber/】

🔳全力で褒めてあげたいし、全力で叱ったりするし、先輩でも後輩でもちゃんと思い合えるように

―ほかには『アットホームな雰囲気のサロン』と書いてあります。まずどんなスタッフがいますか?
徳永「素直で一生懸命な子が多いかもしれないです。私はアットホームって、ただ優しいだけじゃないと思うんですよ。本当のアットホームって、ちゃんとその子のこととか、相手のことを思い合えることがアットホームだと思うんです」

http://december-hair.com/
―ああ、なるほど。
徳永「結構面接で、スタッフさん同士がアットホームでとか、スタッフさんが優しくてとか言われるんですよ。でも私の考えでは、優しいというのは本当に心からその子のことを応援できているとか、その人の話を聞けているかだと思うんです。面接の時、ウチのアットホームっていうのは……という話をするんですけど」

miyaさん(大阪美容専門学校)@__rn183

―そうなんですね。
徳永「全力でその子を褒めてあげたいし、全力で叱ったりするし、ダメなことに対しては良くないって言うし、本当にその子が成長できるために、お互いが先輩でも後輩でもちゃんと思い合えるかどうかっていうところがアットホームだと思っています」
―そのスタッフのみなさんは似たタイプだったりします?
北田「似てると思います。でも、似てくるけど違うタイプをなるべく毎年入れるようにしています。そこは広がりを、人とのコミュニケーションの広がりをちゃんと持てるように、そういうのは考えてます」

永田優希さん(千葉県立東洋理容美容専門学校)@yu__nagata

徳永「去年の面接では、優しい子たち、思いやりがある子たちがすごく多かったですね」
―今の話、思いやりがあって、素直でっていうとこは、どういうとこで判断してますか?
徳永「今まで一番感謝してる人は誰ですか?とか、あなたが一番頑張ってきたことはなんですか?などの質問に対するエピソードの中から、キャッチしていきます。なぜその時そう思ったの?とか、深掘りして」
―そんなに時間をかけて面接しているんですか?
徳永「一次面接では集団面接をやるんですけど、やっぱり1人にかける時間って集団面接だと少ないと思います。なので、ここ3年ぐらいは5分間で自己PRをしてもらっていました。今年はどうなるかわかりませんが」
―5分間って結構長いですよね。
北田「準備してきた言葉って1分ぐらいで終わっちゃうので」

徳永「それだったら1人5分間与えて、その中で自分が表現できるやり方でやってもらいたいなと思って。その子の特性っていうか、こういう子なんだなっていうのがすごくわかるので」
―なるほどー。
徳永「それでいいって思った子をまず選ばせてもらいます。次にサロンワークをやって。スタッフたちとのコミュニケーションだったり、自分が掃除とかしかできない中でどうお客様と触れ合ったりできるか、働いているイメージができるかというところを見ています。今年はちょっと変えようかなとも思ってるんですが。それで、最後に最終面接」
―最後はどんなことを?
徳永「私と北田で、残った子を一人ずつと面談します。この面接で結構深掘りする感じですね。30分から45分ぐらいかけて」
―そんなに長く緊張は持たないですよね。
北田「はい、持たなくなって、中には 「今までこう言ったんですけど、実は私はそうじゃなくて」っていう子もいるんですよ。だよね〜って聞きながら(笑)」
徳永「そこが狙いです(笑)」

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