美容師さんたちから初めて聞いたのが、23年の春くらい。
「自分の服を送ったら、サイトで売ってくれるサービスがあるんですよ。Pickyouっていうんですけど」
それで名前は覚えてはいたんです。

それが、今年に入ってNu:vのRyutaroさんからも聞くことになりました。
「Pickyouって知ってます? 今盛り上がってて、イベントもすごいらしいですよ。美容師もけっこう知ってますよ」
なんだって! 前に聞いたあれか!! で、さっそくリサーチかけたら多くの美容師さんが利用していることがわかりました。これはもう、どういうものか聞きに行くしかないでしょ!!!
ようやくコンタクトがとれて、代表取締役の冨田理央さんにお話が聞けました。

WEB:https://pickyou.co.jp/
Instagram:@pickyou.app
TiKToK:@pickyou.app
◼️感度の高いファッションアイコンの私物が買えるフリマアプリ

フリマアプリといえば、メルカリとかラクマが有名だけど、Pickyouの特徴は大きく2つある。
①出品者がすべてファッションアイコンで、その人たちの私物が買える!
冨田「インフルエンサー、YouTuber、モデルさんなどいろいろな方にご利用いただいています。現在約5,000人がいらっしゃいます」
②出品者は私物を送るだけ。Pickyou側が商品の掲載作業や発送作業はすべて行ってくれる!
冨田「洋服をまとめて送っていただければ、当社の物流センターで採寸、アイロンがけ、撮影を行ってサイトに掲載し、ご購入者さんへの発送も行います。つまり、出品者さんにとっては、どこよりも簡単なフリマアプリです」

―めちゃくちゃ楽ちんなサービスじゃないですか? いつから始められたのでしょうか?
冨田「2022年8月です。僕がそうでしたが、「あの人が着ている、あれ欲しいな」と思っている方はけっこういるんじゃないのかな、そこでその場所をつくろうという考えでスタートしました。高校の同級生である河合と2人で立ち上げました」
―河合さんはどんな方ですか?
冨田「ファッションだけじゃなく、アート、家具、スポーツの境界を超えたコラボレーションやストリートとのチームアップなど、ジャンルを横断した枠にとらわれないクリエイティブで注目されているクリエイターです。Pickyouのブランディングを作った天才ですね」

―Pickyouのサービスはどんな仕組みなんですか?
冨田「出品者さんは洋服を送っていただくだけという簡単な作業だけで出品できて、購入者さんは14時までのご注文であれば最短で翌日の午前中に到着するという、安心してご利用いただけるフリマアプリです」

―美容師さんが結構利用していると聞きました。
冨田「初めの頃から美容師さんにDMでお声がけをさせていただいていました。美容師さん自身がおしゃれですし、洋服をたくさん買われますから」
―それからどんどん増えていったんですね。
冨田「認知はまだまだだと思いますが、出品者さんの中には美容師さんはけっこうな割合でいらっしゃいます」

―なにか美容師さんならではの特徴はありますか?
冨田「どこで購入されたのかなと興味を抱かせるアイテムが多い気がします。古着屋などで購入されているとは思うのですが、ブランド名がわからなかったり。でも、ノーブランドで特徴があるアイテムが並んでいるのもPickyouの特徴なので、相性はとてもいいと思います」
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