【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロン求人ガイド／Belle

■夢を持っている人、応援したくなる人

―スタッフ向けに力を入れていることはどういうことですか？

伊藤「働き方、教育環境の両方です。技術スキルはスタイリストになって終わりじゃないので。スタイリストになるとすごく不安になる人もいます。技術をあげていこうというカット講習の勉強会もありますし。働き方についても、会社の仕組みでこういうのを変えていきたいとか。フレックス勤務も３パターン用意したりしていますし、今年からスタッフに週一回お弁当支給が始まりました」

―SNS手当があるのも面白いですね。

伊藤「インスタ、TiKToKのフォロワーを合わせて、1000人に対して1000円が支給されます」

―デビューまでどのくらいですか？

伊藤「３年カリキュラムを目標でやっています。細かいので、そのマニュアルを見やすくしたり工夫しながら。それと、いつでも学べるように技術動画をYoutubeにBelleスタッフ限定で公開しています。内容を時代に合わせて、毎年更新しながら。あとは今年からメンズに特化したスタイリストを作るためのカリキュラムがスタートしました。これはデビューまで２年のカリキュラムです」

―そのカリキュラムの芯になる部分は？

伊藤「やはり、来たお客様に笑顔になってほしいという気持ちがスタートなので。接客、技術両面で、全部できるように育てようと。月に一回チェックテストがあったり、カットは幹部が１店舗に集まって見るというテストがあります。そこで合格したらジュニアスタイリスト、それからモデル50人施術したらデビューです」

―お店を辞めちゃう子はいますか？

伊藤「他にやりたいことができて辞める子はいます。あとはギャップを感じてとか。思ったより忙しいとか、体力がついていかないとか。そういう場合は入社してすぐ辞めるケースが多いですね。去年で2人くらい。ウチは離職する人は少ないと思います」

―辞めそう、気持ちが揺れていそうなどはわかりますか？

伊藤「気がついたらすぐに話しかけて時間とっています。幹部にも話を上げて、全店でも共有しています。なにかあったら幹部ミーティングの議題になります。代表も直接声をかけて、話を聞きます。でも声をかけても、意志が固ければ無理して引き留めることはしないですね」

―Belleのスタッフに必要なことはなんですか？

伊藤「新卒採用でも「どういう人を採っていますか？」とよく聞かれるんですが、「夢を持っている人」と答えています。応援したくなる人です。なにがしたい、目的がある子をとっています。人に優しくできることも必要ですが。ウチに惹かれてくる子って似ている子が多い気がしていますね」。

―スタイリストになって伸びる人はどんな人ですか？

伊藤「センスもあるし、接客もあるし……技術はもちろんですが、人を惹きつける力がある人ですね。そんな人は売り上げの数字につながるまでがえげつなく早いです。自分のブランディングがしっかりしていて、フォロワーがめちゃめちゃ多いわけではないですが。実際の話し方とか、人を巻き込むような、また来たくなる雰囲気をもっている人です」

―人柄ですかね？

伊藤「そうですね。周りのスタッフからも信頼度が厚かったりしていますし。人が集まってくるんですよね。見ていてわかります。それはアシスタントの頃からわかりますね。安心感があるんですよ」

―ほかのサロンでは聞けなかった話ですね。

伊藤「あとは、なにか特化している人。学生の頃からカットコンテストで全国一位とったりとか、アレンジが得意でずっとアレンジやっている子もいたり、なにかしら学生の頃からやる気に満ちて、貪欲というか。そういう子は売れていくなという印象があります」

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