■美容師として、美容師になるにはこれしかないって思っています。だから映えなくていいです
―集客は集客サイトですか?
T「一応やってはいます」
S「集客サイトでもお客様はいらっしゃいますが、それこそVANの繋がりのもと、人づてが多いです」
―インスタとかよりも。
T「はい。ウチ、インスタ強い人は出てこないですし」
S「もし若いスタッフが集客できないなら、ウチは上のスタイリストたちが工夫して集客が全員に行くようにしています。どうしても顧客人数が多かったり、表に出ることが強い人のところにお客様が集まっちゃうものですよね。でも、そういったチャンスから今の自分たちがいると理解しているので、やはり自分たちも若いスタッフにチャンスがいくように、循環させることが大切だと思っています」
―それも珍しい。みんなが囲ったりせずに。
S「そうですよね。VANだったら「僕が推しているから」っていうので紹介をするとか、そういう感じの広げかたをしています」
―なるほどー。なんかわかってきました。給料が高いとかってわかりやすいけど、そういうことじゃない。
S「給料が高いから辞めないかといったら、実はそうではないですよね。だから本質なことで。私たちはずっと曲げずに来ています。もう何も変わってないです。代表からも、この時代だからこうしなさいなどと言われたことないです」
―へー。
S「コロナがあっても、お客様は変わらず来てくれていることも、やってきたことが間違っていなかったという証しだと思いますし。美容師として、美容師になるにはこれしかないって思っています。だから映えなくていいです。それがほんとだから」
T「わかりやすく言えば、悩みが多い人、自分が今までうまくいったことがないお客様、美容師をすごく探してる方とか。そういう方々が確かに多いです」
―ちなみにスタイリストになってからは、どう勉強していくんですか?
S「教えるってこと自体が、教える側に勉強になるんです。全国からカットセミナーの仕事が入るので、 どうやったら伝わるかを練習するんですよ。お店で、まだ全然切れない2年生とかにレッスン受けてもらって。スタイリストも伝えるとなったら責任があるから、その点でも自分で学ぼうとしていますね」
―姿勢が真面目だわ。。。
T「でもレッスンも受ければいいってもんじゃないですからね、結局受け身だと意味がないですから」
S「うん、そうだね」
―日によっては受け身になっちゃうテンションの時もありません? そんなことないのかな。
S「ありますけど、でも、そうしてていいのか?っていう状況もあると思います。そういう時こそ同期の存在です。負けたくないと思っているはず。それもなくなったら、もうそれはもう危ない」
T「一日サロンワークしてどれぐらい情報を収集できたか、経験を積んだか、それが1回の受け身のレッスンより絶対大きいから。それがあって、自主練があって、レッスンがあって。絶対、自分が取りに行った情報の方が濃くなる。まず、そういう考え方を教えられるんです」
―おしりを叩くことはするんですか?
S「後悔してほしくないし、時間を無駄にしてほしくないから、早く頑張った方がいいよっていいます」
T「それでしかないんです」
S「またどっかで頑張んなきゃいけないから、だったら早く。それに早くいい思いをしている子がいいわけじゃないよって」
T「ほんとに」
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