京極琉の「今興味があること」と「未来」
京極琉さんとCHOKiCHOKiによるコラボフォトコンテスト『KGチャレンジ』は、8月12日まで応募受付中。CHOKiCHOKiではその開催にあたり京極さんのインタビューをお届けしましたが、今回はその第2弾。
コンテストには直接関係ないけど「余談」の部分を抜粋してお届けします。
どうしてワールドクラスになれたのか?これから京極琉はなにをするのか? いざ!!
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――ここまでの美容キャリアで失敗したことはあるんですか?
京極「いっぱいありますよ。そもそも美容学校に入った時も、美容への興味がそれほど強くない状態で入って、髪をいじるとか、ヘアスタイルに対する扱いとかわからなかったですから。自分は不器用だし、最初は輪ゴムで髪の毛結ぶこともできなかったんですよ。クラスで唯一(笑)」
――そんな状態でよく美容師になろうとしましたね(汗)
京極「美容師になる人って、美容が好きでなる人と、美容師の仕事に可能性を感じてなる人がいると思いますが、僕は後者でした。この職業に一生を賭けられるなと思ったから。美容師になる覚悟が違うというか、結果の出方が違います。自分が楽しくて仕事をすることも否定はしませんが、まず人を綺麗にいしなきゃいけないという使命でとりかかるのでは、スタンスが違う。サロンワークで仕事をするだけじゃなく、でっかいステージでヘアショーやる、海外に行ってセミナーをやるとか、アーティストと同じです。失敗の数ほど成長につながる。失敗を失敗で終わらせない。失敗を失敗として諦めなかったら、過程にすぎないんです。失敗を成功への過程として捉えれば、成功につながります」
――自分を変えてくれたのが美容師だともおっしゃっていましたね。
京極「美容師は、自分の人生に目標をもたせてくれました。僕にとっては体の中を流れる血液そのものといってもいいくらいです。大きく変わった。できないからこそやる、不器用だからこそやるって、何か自分に壁を作ることによって大きく変化をもたらせてくれました」
――人生観にもつながっていますね。
京極「今回のコンテストは、今までチャレンジしたことなかった人にとっても、行動を起こした先に自分が予想もつかなかった結果や成長が待っていると思います。少しでも気になったら、ぜひアクションを起こしてほしいと思います。なかなかときめく機会って少ないでしょ? あっても一年の間にそんなに数は多くない。そんなひとつひとつの機会を大事に行動すれば、確実にやってよかったと後から思うはずです。今回のコンテストも、応募したら、応募したその先に応募した人しか見れない景色が待っていると思います」
――そのことが、いま京極さんが夢中になっているという次世代のスター育成にもつながっている。
京極「そうです。美容師の離職率は高いですよね。美容学校にいるとき描いた理想と、現実の職場が違いすぎる。現場にいる先輩が輝いてないと、自分たちもこんなふうにしかなれないのかと思っちゃう。今働いている人がいい給料とって、いい生活をして輝いていれば、新しく入った子は今は苦しいけど将来を見て頑張ろうと思えるんじゃないかな。そういう世界を作らないと」
−−なるほど。
京極「プラス、今はスピードが早いから、美容学校卒業したらすぐデビューとかの状態にしてあげないといけないと思っています。ほかの情報が多すぎるから、すぐあきらめて他の業種にいっちゃうでしょ。2年間美容学校にいる意味、卒業して20歳からお客さんを担当すれば経験になって楽しくなるんじゃないかな。サロンに入っていつまでも掃除とか、それだとなんのために美容師をやっているんだろうって思って辞めちゃいますよね。
僕は、すぐに実戦に出ることをおすすめします。そうしないと責任感が生じないんです。アシスタントのままついてお客さんをやると、なにかあっても自分には関係ないというスタンスになるから。それだと本格的に取り組むことはできないんですよ。だったら最初からお客さんを振ってあげると、成功も失敗も経験しながら成長していくのがいいと思います」
――だからアカデミーがあるのか……。
京極「そうです。技術を学生のうちにマスターできるように、美容学校と平行してオンラインで学べるのが京極アカデミーです。卒業したと同時にjrスタイリストとしていける、そこまでの技術が学べる。そうすると他の人より2年間の時間が圧倒的に有効に使える。昼学校、夜オンラインで学べば、結果が違いますよね」
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