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【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロン求人ガイド/grico

■より実践的なカリキュラムとスタイストになってからもレッスンがある

―デビューまでどのくらいですか?
寺尾「頑張って二年です。めっちゃ頑張れば一年半とかでなれると思います。デビューまで早くなってきている時代に合わせて、僕らもカリキュラムの内容を適宜変えて、短縮しています」

左から担当/バタコさん、吉塚さとりさん(CHOKiCHOKiWEB『2023秋、ワタシがオススメするヘアと、こんなファッション』)

―そのカリキュラムの方向性としては?
寺尾「すごくありがたいことに、gricoは撮影をやらせて頂く機会に恵まれています。毎週平日の朝に一回ウィッグのレッスンと、日曜日の夜にモデルさんのレッスンをやるんですが、そのときにアシスタントは、例えばカラーのレッスンだったら、カラーだけじゃなくて、一緒にメイクを教えたり、最後にモデルさんの写真まで撮るんです。写真の撮り方やスタイルの作り方まで、ひとつのレッスンで全部やります。撮影が多いという環境に合わせて、一年目の時からしっかり作れる状態にしていきます。スタイルコンペを月に一回やったりもしますし」
―撮影を前提にしているということですか?
寺尾「いえ、全部に通じるんです。スタイルを作って撮影をやることで、お客様にそれを落とし込める部分がありますし、その逆ももちろんあります。全部の技術はつながっているんですよ。撮影だからこうするとかじゃなく、普段からgricoのスタイルを提供するということで、gricoの仕上げをしっかり教えるということです」

―実践的ということですね。
寺尾「カリキュラム的にはシャンプーの後にすぐブローを教えます。まずお客様の仕上げを完成させるように。カラーをしても、そのお客様を上手に仕上げられなかったら、たとえいい色でもなんか微妙だなあっていう風になっちゃうので、まずは仕上げの技術を先にしっかり教えるようにしています」
―スタイリストになってからのレッスンはありますか?
寺尾「スタイリストになっても、レッスンが必要な部分はレッスンがあります。僕たち幹部も定期的にエザキに見てもらう時があります。その様子を下の子たちが見るっていう感じでやっていますよ。通常は僕は教える側ですが、しっかりやっている姿をみんなに見せるというのもとても大事なところだと思うので。それでみんなの士気が上がることがあります」

―そうなんですね。
寺尾「レッスンは基本的に営業の中で気づきから生まれることもあるんです。例えばちょっと仕上げが遅いんじゃないかとか、お客様が3〜4人になったときにうまく回ってないとか、その改善点をミーティングで話して、それに対してレッスンしていくっていう感じが多いですね」

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