【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロンガイド／CHROM TOKYO

◼️全従業員の物心両面の幸福の追求のために

―会社の理念をおしえていただけますか？

関川「理念は『全従業員の物心両面の幸福の追求』です。幸せになるために仕事をする、順番は逆じゃないっていうこと。それは最初から持っていました。僕は稲森和夫さん（※１）が好きなので、その影響も受けていて」

※１：京セラ、第二電々（今のKDDI）を創業した実業家、技術者

―ビジネスの勉強もされたんですか？

関川「本はいっぱい読みましたね。すすめられて。いろんな人の影響があるから」

―いまクロムトウキョウとしては２店舗。なにか特色が違うんですか？

関川「そんなに差があるわけではないですけど、本店の方がウッド調で少し落ち着いた感じで、1年前にできたネオンはもうちょっとカジュアルな感じです。お客様は20代が90%で若年層が多いので、そこまでめちゃくちゃスタイルが分かれるということはありません」

https://www.chrom-tokyo.com/queen/

―3店舗めにシェービングサロンがありますね？

関川「クィーン（Shaving salon QUEEN）といって、女性向けのシェービングサロンです。スタッフには女性もいるんですが、結婚もあるし出産もあるし、なるべく女の子の働く環境を提供しようということで出しました。12月には渋谷にもオープンさせます」

―え、今スタッフは何名ですか？

関川「全体では23人、女性は7人います」

@queen_shaving_salon

―それで7人の女性全員が今、シェービングサロンにいらっしゃると。シェービングだけやるお店で、成立するんですね。剃るだけで？

関川「剃るだけです。男の人が剃るのとはちょっとわけが違う。水蒸気を常に当てたまま、ミストを当ててパックして、クレンジングして、剃るところもデコルテまで剃ったり。腕剃ったり、背中剃ったり。女性が働く場所で、女性を集客しています」

TiKToK：@suzutoyuno

―どうしてそこに着目したんですか？

関川「今までもなくはないと思うんですけど……それに特化してやろうというのは多くはないかもしれません。以前は同じ店内の個室で施術していたんですが、やはり周りに男性がいるから共存しづらいところがあって。スタッフもやりたいと言うし、じゃあ単独でやっちゃおうみたいな」

―それが当たった。

関川「当たったというか、でもみんなと一緒だし、頑張ってやってくれたおかげです」