TEAM MORIKOSHI ストーリー/ロングインタビュー
泉山奈々/ヘアメイクデザイナー
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―公式サイトを見ると、パーマの失敗、髪質改善などお悩み解決に直結する言葉が並んでいます。
森越「僕はGARDENに入る前はパーマ屋さんで働いていました。細かいロッドとか巻いて、デザインよりはケミカルというか。それでGARDENに入ってわかったのは、僕は圧倒的にセンスがなかったけど、圧倒的にケミカルに強かったんですよ。先輩より縮毛矯正が上手いくらいで。そのときに「デザインサロンって縮毛矯正とかパーマは下手だな。じゃあデザインとケミカルを融合させればカリスマたちに勝てるんじゃないかな」って思ったんです。そこでその二つが融合されているパーマに目をつけました。当時はパーマで売れている人は少なかったし、そんなに上手くない時から「僕はパーマ美容師です」って名のりはじめました。そうしたらパーマのお客さんが集まってくるようになった」
―作戦がよかったんですね。
森越「ただパーマに力を入れてやっていく中で、パーマの限界を感じたことがあって。ちょうど売り上げ400万円くらいのときです。パーマでこれだけ集めすぎると、チームが円滑に回らない……パーマは、カットも巻くのも僕が全てやらなきゃいけないので。これじゃダメだ、もっと売り上げを上げないとと考えて。この世の中で求められている技術は何か、自分が携わらなくても生産性が上がる技術は何かを考えたときに、トリートメント、縮毛矯正、髪質改善なら、僕が自分でやらなくても売り上げは上がるし、スペシャリストのメンバーだったらできると至ったんです」
小島夏生/クリエイティブデザイナー
―今の代名詞はなんですか?
森越「ウチは酸熱トリートメントですね。業界内では酸熱といえば、senjyu森越チームというふうに見られています。戦略的になりますが、チームでできる技術を量産しました。酸熱とか髪質改善とか、ハエぐせ直しとか」
―かなり実利的ですね。
森越「僕なりにこれまでのサロン運営を研究したときに気づいたのは、アシスタントがもがいて悩み、育ってくると独立されて会社が悩み、伸び悩んで衰退する店があるということ。僕が考えているのは、これまでにない新しい形をとること。僕みたいに絶対的集客を持っているのは自分の会社であり、そこにチームでついて、髪質改善メニューとかをしている方が圧倒的に新しい。量産できるし、お客様を満足してあげられる。ビジネスチックですが、会社が絶対勝てるし、スタッフも満足させられる。給与体系もかなり新しい仕組みを作りました」
品部東伍/カットマネージャー
―チームが大切にしていることは?
森越「公式サイトのトップページにもありますが、企業理念と11箇条。毎月のミーティングで再三言っています。この11箇条に反した人は脱退してもらいます。これを守れないんだったら、あなたはいらない、契約書もかわしています。GARDENとではなく、僕との契約書です」
―脱退事例は実際にあるんですか?
森越「あります。といっても、うちはsenjyuチームとは別に、本人の志向や業務内容によってsenjyuOBというグループや、ほかにも2つグループを作っていて、そちらに属することになるということです。大きいくくりではチームsenjyuなんですよ」
―みなさんの将来や今後はどうなるんですか?
森越「それはもう決まってます。senjyuのプロジェクトとして、2025年4月までは決まっていて、月間総売り上げを1億円まであげますという未来があります。これは絶対いくんです。その根拠もまとめてあって、みんなで共有しています。そのあとは、このひとつひとつの事業をメンバーにあげるとも言ってあります」
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