「快適×好印象なビジネスファッションの作り方」 PART2
−では今回の3名のスタイルを振り返っていただきます。今回はシリーズの中から3つのスタイリング剤を使って仕上げていただきました。
ARIMINO men×nano・universe
ヘアスタイル&ファッションのプロに聞く。
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―一人目の高山さんはタイトなスタイルですね。
並木(以下N):童顔で幼くみられるということだったので、サイドパートのタイトにあげたアップスタイルを作りました。使ったスタイリング剤は『フリーズキープ グリース』です。ジェルとかでやると少し作り込みすぎたスタイルに見えてしまうという不安があったのですが、『フリーズキープ グリース』はちょうどジェルとグリースの中間のような質感が作れるアイテムになっていて、作りこみすぎてないけどきっちり清潔感があって、タイトな印象が出しやすいんです。ハードなグリースとマットワックスをミックスしたようなスタイリング剤です。
―ファッションについては?
山内(以下Y):プレゼンや商談など、相手に清潔感とともにキッチリとした印象を与えるビジネススタイルを手に入れたいとおっしゃっていたので、年齢より大人っぽく見せるためにこなれ感を意識しました。セットアップにフォーマルジャージーというnano・universeが提案するジャケットに合わせられるTシャツを着用。程よい光沢もあるため、全体のバランスも整えられます。固くなり過ぎないようスニーカーのソールを使用したローファーなど抜くとこは抜きながら、チーフやラペルの太さなど締めるとこは締めることでこなれ感を演出しました。
アリミノ メン『フリーズキープ グリース』100g/2000円(税別)
―お二人目の長嶋さんはいかがですか?
Y:クリエイターとしての雰囲気は維持しつつビジネスの雰囲気を出したいということでしたので、インナーにリラックスシルエットのシャツを挟むことで少しカチッとした印象に。普段子どもっぽく見られがちと仰っていたため、モノトーンのコーディネートにすることで落ち着きをもたせながら、アウターは黒でもピーチスキンというマット調の生地にすることで、尖らず柔らかい雰囲気にしました。
−ヘアは、センターパートの軽さを出したくせ毛風スタイルですね。
N:長嶋さんは普段、あんまりベタベタしない自然な感じが好きということだったので、3種類の中でも自然な、ツヤを抑えた質感にするために『ハード バーム』でスタイリングしました。今は柔らかいレディースが使えるバーム系が多いんですが、これはナチュラルなバームタイプのスタイリング剤にハードなセット力をプラスしたものです。少しスタイリングしているというのが作りやすくて、シトラスムスクの香りが大人な男性にも人気なんですよ。
アリミノ メン『ハード バーム』60g/2500円(税別)
―三人目の春田さんはどういうアプローチでしたか?
N:春田さんは、あまり作り込んだスタイルが好きではないということだったので、その要望をくみとりつつ仕上げました。使ったスタイリング剤はアリミノ メンの『ハード ミルク』です。ミルクタイプのスタイリング剤ですが、作り込みすぎないラフな毛束感、無造作感が出しやすいスタイリング剤です。ファイバー系の固いワックスとは違う質感で、大人な色気のあるサイドパートのナチュラルなニュアンスヘアを作りました。
Y:ファッションについては、自然体で年相応に見られたい、また仕事で移動も多いので効率よくヘア&ウェアをビジネスモードへシフトしたいということでした。そこでまずはトレンド色を取り入れることでファッションに対しても抜け目がないことを表現しました。またこの機会にファッションにチャレンジして頂きたいと白パンツをチョイス。白でもパキッとした白ではなくリネン混のキナリ色にすることでより柔らかく親しみやすい印象にしました。ウエストもイージーパンツになっており履き心地も良くリラックスして着用できます。
アリミノ メン『ハード ミルク』100g/2000円(税別)
―さて、お二人とも実際に企画を終えられていかがですか?
Y:撮影現場でも服を着替え、髪をセットする過程で、撮影スタッフからも「わー、すごい」「全然印象が変わる」など声が出て、あらためてヘアとファッションの関係性は重要だなと感じました。
N:最初はどこまで変化をつけられるかなと思っていたのですが、思っていたよりも大きく変化するなと改めてスタイリング剤、そしてスタイリングの大切さを実感しました。ファッションと合わせることでもその人の魅力がグッと引き立つなと感じました。今回使ったアリミノ メンの3点は大人な色気を出したい人にどのタイプもおすすめですよ。
―そういえば、ご自身のことで、今日のヘアとファッションはどうしようってときにどうしてます?
N:服から考えますね。セットアップ着て行こうかなって思ったら、髪はセンターパートで大人っぽくしようかなとか。パーカーとかカジュアルにするのなら、ダウンスタイルで動かした感じにしようとか。服ベースです。
Y:僕も服ベースですね。服を決めてから帽子かぶろうとか、こうセットしようとか。
−その方が考えやすいんですね。参考になります。ちなみに山内さんはアリミノ メンはご存知でしたか?
Y:あ、僕も『ハード ミルク』を使っています。素人的にはスタイリング剤って、セットしやすい、匂いとかが気になるところなんですが、ある程度ハリも出て、キープ力も高いですし、匂いも男女問わず好印象を与える清潔感のあるようなもので、使いやすいです。以前使っていたのは他社のバームだったんですが、それだと作ったスタイルが崩れてしまったので、アリミノ メンはある程度のホールド力があって嬉しかったです。
−最後に、服装が自由だからこそ困る人もいるはずです。だからこそ言ってあげることはありますか?
N:自由とはいえやっぱり社風もあって同じようになってしまうこともあるかと思うので、服が似てしまうのであれば、髪型で個性を出してあげるような考え方もできると思います。そこからまた服も変わっていくようになれば楽しみの幅ができるんじゃないでしょうか。
−服装の面でちょっとおしゃれ感を出したいとかの場合はどうすればいいですか?
Y:小物使いとかもそうですし。ただジャケット着るだけじゃなくて、チーフを入れてみるとか、Tシャツを首が詰まったものにしてみるとか、ポイントポイントであると思います。
N:そういうのって全然わからないですよね。ファッションのコツも、ああなるほどって言われることがまだまだありそうですね。
−本日はありがとうございました!
(アリミノ メン ヘアスタイリングアイテム。左から「ハード バーム」2500円、「フリーズキープ グリース」2000円、「ハード ミルク」2000円、「ハード スプレー」1800円、「フリーズキープ ジェル」1600円 ※全て税別)
ARIMINO men
https://www.arimino.co.jp/products/men/
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