🔳海外フォロワーの激増は予想外
―やっていて狙い通りだったなとか、予想外だったなっていうのはありますか？
kanano「続けてれば伸びるんだって思いました。その反面、海外のフォロワーがこんなに増えるとは思ってなかったです。アジアからの」
―いつぐらいから？
kanano「2か月くらい前かな。4万人ぐらいまで日本人でばーって増えて、それからフォロー欄が明らかに海外の方みたいなIDになって、えっ？ってなってたら、2万人がわあって一瞬で増えました。海外からが止まらなくて、なんかただ数だけ多いのもな〜みたいな感じもあるし、今は質を高めていきたいと思っている段階です」
―それ、コントロールできるもの？
kanano「リールを上げ続ければ、多分海外はもう止まらない感じです。だから海外の人が見てもわからないYouTubeをはじめたというのもあるんです」
―フォロワーの中身を見て判断されるようになる時代がきてそうですね。
kanano「どうなんですかね。私も最初は数字で見てたんですが、自分が増えて、内訳を見て、6万人いるけど、なんか他の6万人いる方と同じとは全く思えなくて。だったら1〜2万人とかでもいいから、ほんとに質がいい投稿して。コメントも日本人からばっかとか、そっちがすごい今羨ましくて」
―そんなの書いていいのかしら。光と陰というか。
kanano「いいですよ。5〜6月ぐらいの2〜3万人いった時が、一番新規のお客様も増えてよかったです。今はフォロワーがいるようでいないような、時がそこから止まってる感じします」
―あー、そういう悩みが出てくるんですね。
kanano「それで必死に考えた結果がYouTubeでした。編集するのも好きなので」
―確かにフォロワー数千人でもお客さんが途切れない美容師さんいますもんね。
kanano「今いるNOVANの方々はそういう感じです」
―お客様としてはどんな人がやってきますか?
kanano「フォロワーが増えたタイミングで、大学生から年上のお客様が増えました。20代後半とか１〜2個上とかの方がすごい増えて。デザイン系とかアパレルとか、私の服が好きで来てくれたみたいな方がすごく多かったです。あと、インテリアが好きだったとか。なので、似た人がすごい多い感じがします。同じものを持ってるみたい」
―あーなるほど。
kanano「なので、やっていて楽しくはあるんです。方向性としては間違ってないなっていう感じです」
―思った通り、それとも思った以上に増えた感じですか？
kanano「どうだろう。多分、海外の方を抜いた数で見たら、思った通りぐらいですね。まだもうちょっといきたいです」
―美容師がよくやるBefore→After動画はわかりやすいけどライバルが多い、自分のファッション性でお客様が増やすというのは難しい挑戦をしているのかもですね。
kanano「そうですよね。フリーランスになってしまった今、働き方としてはすごく大満足なんですけど、情報や技術をインプットしづらいので。なので技術でのし上がってお客様をつけたいというより、自分に向いてるのは、自分を出して私に興味持ってくれた方が来てくれる方がいいと思っています」
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