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【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロン求人ガイド/AO/SUN

自由と自律が生む、共有の風土。辞めても出戻りアリ!

―デビューしてからは学びの場などはあるんですか?
鷲野「スタイリストだけ集めてレッスンが月に一回。あとはもう個人です。オンラインサロンなどを見て、それを店舗内で情報共有したりとか」

担当/水本亜慧(AO表参道)(CHOKiCHOKi WEB「夏におすすめのヘアと、こんなファッション」より)

―へえ〜。
鷲野「ウチがいいのは、スタッフ同士のリスペクトがお互いにあるところなんです。バックルームで「○○さんのあのスタイルめっちゃよかったですね。どうやってやったんですか?」って聞いたら「こうやったんだよ」って返して、「じゃあ僕もそれやります」みたいな感じで。美容の技術って、その人が今までやってきた努力の結晶ですし、共有したくない人もいると思うんですが、それだとお客様のためにはならないかなと思っていて」
―その空気はどうやって生まれるんですか?
鷲野「風土ですね。僕らは休みの日とかも、普通にみんなで遊びに行ったり、月に一回はみんなで飲みに行ったりとか、わりとラフにやっています。制度設計によってそう導いているというわけではなく、本当に自然にそうなっています。アシスタントの質問に答えたり、スタイリスト同士も共有したり」

担当/山田朋幸(SUN)(『CHOKiCHOKi2023Winter』より)

―その風土もサロンの特徴になっていますね。
鷲野「自分のお客様をお店の中で一番カッコよくしたい、かわいくしたいという競争心は、いい意味で少なからずあるので。だったら一番自分がお店でうまくなりたいとか。そういう意識が一人ひとりにあるから、どんな些細なことでも自分のプラスになるためだったら、なんでも聞くし、教えるし。例えば自分より年下の子がやっている技術でも本当に勉強になるし、いろんな価値観を持っているスタッフがいるからこそだと思います。そこはけっこう面白いです。中にいると案外気づかないんですが」
―どういう人が伸びますか?
鷲野「明るい人ですね。悩んでないというか、最近の子ってなんか変に考えすぎちゃうと思うんです。ウチで結果を出したり、自分の求めている将来像を実現しているスタッフって、悩んでいるかもしれないけど、それを表に出さないんですよ。ネットでよくない口コミとかを頂くと、もちろん凹むんですけど、それは逆にいい意見でもあるから二度ともらわないようにと受けとめて、それをバネにする人とか。本当に目に見えて伸びたりします」
―前向きなんですね。
鷲野「あとは接客が上手です。接客が上手な人はもうめちゃめちゃ伸びます。お客様がお店を出るときに笑って話し足りないですねぐらいの感じで、じゃあまた今度みたいな感じで。そんな空気感作れる人は」

(Official Siteより)

―そうじゃない人に対して、こうしたほうがいいよっていうアドバイスは?
鷲野「もちろんあります。悩んでいるとか、ちょっとマイナスになっちゃってるスタッフはいますので、そういうスタッフに対してはサシでご飯いったりとか、僕ができることをしてあげたりとか。ただ、接客スタイルは店で落とし込むというより、それは個人のスキルになってくるので。そこを強要したりはしないです」
―辞める人もいますよね?
鷲野「いますよ。スタイリストで独立するとか、次のステップへ進むためなど。アシスタントで辞めちゃう人はちょいちょいいて……理由はいろいろ聞いたんですが、隣の芝生が青く見えすぎちゃったり、自由すぎていろんなこと考えちゃうみたいな感じで」

―マッチングですかね。
鷲野「僕が退職などの相談を受けるんですが、僕は辞めるという感じじゃなくて、ウチの会社をいったんストップさせようかっていう風にしています。それで2〜3か月後ぐらいに連絡取って「最近どうなの?」みたいな感じで。辞めたことを後悔してますみたいな人もいるので、じゃあもう一回もどってくる? みたいなことも全然あります」
―出戻りOKってこと? それはまた珍しい。
鷲野「ウチは出戻りありです。全然いいです。僕らは雇った側なので、辞めちゃうのは悲しいじゃないですか。けっこう凹むんですよ。でも彼、彼女の人生なので、理解して応援するわって言って。戻ってきてもいいという思考になったんです」

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