🔳技術、接客だけでなく、空間、ファッションなどサロンのカルチャーを共有する
―あらためて、店名の由来は?
馬場「直訳するとSTILL=まだとかいまだに、LIGHTS=明かり、灯りという意味になります。その場所にずっと居続ける、明かりを灯し続けるという事を表しています。トレンドや時代の変化に流される事なく普遍的な存在で居続けたいという思いを込めました。どの時代にも変わらない普遍的なクオリティと、ディテールや質感にこだわったデザインを提供していく。我々がいつの時代のどのシーンにも何かを伝えていける存在でありたいと考えています」
―そのコンセプトはスタッフにはどうやって浸透させていますか?
馬場「技術面で言えば、ベーシックなスキルや自分が今まで培ってきた似合わせ術、トレンドなど結構細かいところまで、毎週レッスンしています。落とし込みかたや自分の感覚みたいなところを、毎日振り返りをしながら、実際レッスンに昇華させて伝えていっています」
―ふむふむ。
馬場「それと毎日一緒に生活というか、サロンワークをしているので、こういう見せ方だよねとか、選ぶ商品のチョイスだったり、お店の空間だったり、ファッションだったり、そういうお店の文化を共有しています」
―それは心強いかも。
馬場「そういう感覚って、どうしてもセンスが問われると思うから、近くにいるからこそ情報を共有しながら何がイケてるかってことを随時伝えていく、感覚を伝えていくということを心がけています」
―レッスンは、週何回ですか?
馬場「週1です。今いる3人は実質スタイリストなので、カットレッスン、アドバンス的なレッスンをやってるんですけど。これから新卒の子たちとかが入ってきてくれたら、週に2回はやりたいなと思っています。カリキュラムもしっかり組んで」
―募集要項にデビューまで3年以内と書いてありましたが、その理由は?
馬場「今サロンにいらっしゃるお客様は、ベーシックスキルありきじゃないとちょっとお返しできない層の方も結構多いんです。それを習得するには3年近くはかかるんじゃないかなと思っています。別に、2年でできる子がいれば、全然それでもいいかなとは思うんですけど」
―カリキュラムの特徴とかありますか?
馬場「駒沢に来てみて思ったのは、あらためてブローのクオリティとか、そういう本当にベーシックな部分が大事だということです。今までいた都心だと、コテを使ってスタイリングだけうまいみたいなのが多かったけど、こっちだと再現性とか、そういうところにこだわりがあった方がいいんじゃないかなと思っていますね」
―というと?
馬場「お客様にはちょっと大人の方とかも多かったりするので、アイロンでというよりは、ハンドブローで作りたいみたいな方も多いんです。なので、そのあたりはちょっと強化した方がいいのかなと思っています」
―へえ〜、ならではかもしれないですね。
馬場「ただ、入社するとたぶん僕のメインでつくような感じになってくると思うので、僕はガンガン入れていくんですよ。レッスンはもちろんなんですが、僕の管理下の元で、カラーなりなんなり結構早い段階で任せてやらせていくから、覚えていくのは結構早いんじゃないかなと思ってはいます」
―ということは幅広い年代をできるようにならないと?
馬場「今ってどうしても僕のお客様の色味が強すぎて、大人の見え方が強くなっちゃうんですけど。でも次に若手のスタイリストが2人入ることで、もう一度ブランディングしていこうと考えています。もうちょっとこっちで客層を狙って。近くに駒沢大学があるので、大学生とかにもアプローチできるように」
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