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【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロンガイド/bloc japon

◼️僕は一つのイメージにくくられたくない

―そのお店のコンセプトを実現していく上で心掛けている行動は、例えばどんなことですか?
山本「スタートの頃から変わらないのは、基本の後の復元力、と、それから自分のアイデアじゃないけど、チャレンジしてみるという行為です」

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―というと?
山本「例えばアーティストさんのビジュアルだったら、アーティストさんを完璧に活かさなきゃいけない仕事だから、相手のコンセプトをめちゃくちゃしっかり掘り下げたくなります。例えば、ロックを始めるとするのであれば、ちゃんとロックを調べる。
過去の事例のロックの世界観があって、何かしら新しくアーティストさんがスタートするわけだから、過去のデータとミックスされて表に出ていく。そういう時のビジュアル作りは、僕側から提案をすることが、相手のコンセプトと、ちゃんと両立できるような感じにはしていたいし」

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―相手のコンセプトがあって、そこに山本さんがアジャストしていくということですか?
山本「はい、そういう面も少しはあるんですけど……。プレゼントを渡す時に、なるべく様々リサーチして準備をしておきたい気持ちと同じです。それをMIXしてバランスをとるというか、、。
やっぱ美容師さんって、作ったからみんな見て!で、来て!って時と、今度彼女の髪切ってくださいよ!みたいに、待つというか受けのスタートじゃないですか?なので、はじめましての方も、僕の過去のモノを好きかどうかもわかんないし、様々準備しておきたい。話して初めて理解して個々のHAIRは生まれてくるし(笑)」
―そういうことか……。
山本「あんまりアピールするのもあれですけど、僕は著名人・財界人の方の髪もやらせて頂いています。で、もしこの方面だけのお客様になっちゃうと別の業種の方と出会えないのは寂しいし。僕は地位も名誉も関係なく、1つのイメージにくくられたくなくて、MIXとバランスのイメージがいいんですよね(笑)」

2016年発行

―なるほど。
山本「ワンイシュー(特化)は、自然現象だから、そういう時って見ていて嬉しい。と同時にイメージ付きすぎると寂しいような、半々な気持ちになることもあります。マンネリ化しないようするというよりは、なにか探しているというか、streetとcultureとluxuryとclassicを見ながらアイデアをずっと探しています。楽しいですよ!(笑)」

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