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【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロンガイド/BLUE TOMATO

◼️全く技術をおしえないうちからはじめる独自のクリエイションレッスン

―そうすると、入社後はどんなカリキュラムになりますか?
MUDAI「入ってからのベーシックのカリキュラムは、基本的には一緒です。今も動画に全部していこうとしているんですけが、わりと伝統的なものはしっかりやっているかなと思います。その、いわば義務教育期間が終わるとカットレッスンに入ってくるんですが、入社時から、そのベーシックレッスンと、もうひとつフリースタイルのカットレッスンを1年目から始めます」

―どういうものですか?
MUDAI「最初はお遊びみたいなもので、全く技術を教えないうちからカットして形を作っていきます。講師がついて、好きなデザインの形をアドバイスしながら作ります。ウチでは『クリエイションレッスン』と呼んでいるものです」
―それはどんな目的なんですか?
MUDAI「要は先に形を作ることを覚えて、後から技術理論をのせていく方が、成長が早いと思うんです。自分自身が技術の枠にはまってしまって、自由に形が作れなくなった経験をしたので、これなら最短の技術プロセスが作れるんじゃないかな、というイメージですね」

―そのクリエイションとベーシックって、本人の中で整理できているんですか?
MUDAI「全く整理できてない状態からスタートします。でも面白いもので、1年もやったらある程度形が作れるようになってくるんですよ。そこにベーシックな、ウチはワンレングスやグラデーションボブなど、そういう基本的な技術もマニュアルレッスンでやるので、それをやって手の技術を作っていくみたいなイメージで。そうするとクリエイションレッスンの形を作るということと、2年目あたりからドッキングしてくるんですよね」

―へー、そうなんですね。
MUDAI「それと、イラストを描くんです。なにもわからない最初のうちから。結局ヘアスタイルは点と線の集合体なので、『イラストを描いて、それを作るために切る』ということを繰り返すことによって、分析する力やヘアスタイルを読む力みたいなものを養っていく。それが特徴的かもしれないですね」
―それしょっちゅうやるんですか?
MUDAI「1ヶ月に1回ペースでクリエイションレッスンやっていきます。ベーシックレッスンは週に1回のサイクルです」

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