◼️メイクにも興味があってトータルプロデュースしたい人が入ってくる
―サロンスタイルの特徴は?
水戸「特化型ではないです。デザインカラーとかパーマとか、これが得意ですよというのはなくて、手に届くおしゃれ感くらいのナチュラルの延長線のスタイルを提供しています。原宿のこの場所で、このクオリティで、価格帯的に平均ぐらい。定期的に通っていただけるようなサロンのイメージに設定しています。スタッフもナチュラルで親しみやすい感じですし」
担当/窪谷初美さん(2023CHOKiCHOKi WEBより)
―そのスタッフさんはどんな構成ですか?
水戸「今は3年目のアシスタントが2人と、デビューしたてのスタイリストと、店長と窪谷。私を入れると6名です」
―何を求めて入社してこられますか?
水戸「やはり打ち出しているスタイルが好きとか、メイクをやりたいとか。ヘア以外にメイクにも興味あって、トータルプロデュースしたいみたいな人が入ってきてくれています」
担当/kaeさん(2024CHOKiCHOKi WEBより)
―メイク?
水戸「私がメイクをやっていて、メイクレッスンのメニューもあるので。やっぱりヘアとメイクを含む全部大事だから。メイクをやりたい、お客様にもやりたいと」
―スタッフ向けに力を入れているポイントは?
水戸「その育成の部分です。ヘアの技術をベースに1年〜1年半のカリキュラムがあるんですが、任意でメイクやパーソナルカラー、撮影のノウハウなどが学べます。それで、やりたいものをチョイスして、レッスンを受ける感じです」
―その先にどうなってほしいか、指針があるんですか?
水戸「基本的に自立した美容師になってほしいというのがあります。技術面でも売上面でも、それとちゃんと社会のルールを学んでほしい。いまフリーランスに簡単になれちゃいますが、多分何も分からないままになっちゃう人もいるんじゃないでしょうか」
―聞いたことあります。
水戸「ルールというか、税金の仕組みとか、そういうのを知らずに目先の自由を求めるみたいな感じの人が多いなという印象があるんです。でも、やはり自由はなりたくてなるものじゃないと思っていて。選べる地点、選べるようになってから自由になれるよということをしっかり伝えるようにしていますね」
―なるほど。
水戸「フリーになりたいと辞めちゃう子もいたんですが、でもそれは会社の魅力が足りなかったとか、そういうことがあるたびに会社の仕組みを見直してきました。技術も売り上げも、社会人としてのルールも備えられるように。長くしっかり地に足をつけていけるようにということを大事にしています」
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