今回は下北沢のsalon Lyla(サロンライラ)。
狭い路地、向かいにライブハウス、古着屋。いかにも下北沢らしい街並みにある。
お店に入ると古着やLPレコードが飾られていて、街のカルチャーをそのまま感じさせてくれる。
@salonlyla_hair
コンパクトなサロンほど、オーナーの好きなものがわかりやすい。
インテリアを見て「自分は洋楽にハマってないからな」と思うだろうけど……ちょっと待った!
BARなどの飲食店なら好きな人が集まるお店という印象でいいけど、美容室はそうとは限らない。
レコードは趣向でしかない。
「どうしてそうしているのか?」そこにお店のポリシーが表されていることがある。
「あなたらしさを楽しむ」
「挑戦」
「カッコよさと売れのバランスの追求」
「自分に嘘はつかない」
ビッグサロンから独立し、自分を表現したオーナー・杉本ケイタさんのこだわりを聞きました。
@salonlyla_sugimotokeita
◼️ヘアスタイルだけじゃなく、ファッションやカルチャーがある場所
―お店はいつオープンですか?
杉本「2021年の6月26日です。今年で3周年です」
―salon Lylaというサロン名の由来は?
杉本「サロン名はサロンライラ、サロンの部分も名前にしています。サロンには社交的集会の場という意味があります。人々が集まり、カルチュアルな情報交換できる場所というイメージを持ってスタートしたかったので、この名前にしました。ヘアスタイルだけじゃなく、ファッションやカルチャーがある場所、です」
―なるほど。
杉本「ファッションやカルチャーをベースにしたヘアスタイルの考え、ライフスタイルの一部のファッション、そのリンクを大切にしたヘアサロン。あとは前職のリップスのLを入れたかったんです。僕のカルチャーはリップスなので、そこから繋がっているっていうことを表現したかったんです」
―ではLylaは?
杉本「僕が音楽好きなので、バンド名とか曲とかアルバムを色々ディグって、なんか1番ハマりそうだったのがLylaで。OASISの曲からとりました。OASISを選んだのも、あくまでもポップさもあり、前向きな歌詞で、マジョリティの中のマイノリティでありたいっていう思いがあって」
―どんなサロンにしていこうと思いましたか?
杉本「コンセプトワードとしては『あなたの人生の主人公はあなたです、さぁ、あなたらしさを楽しもう』を掲げています。お客様に対して、想いやこだわりはインスタに記しています」
@salonlyla_hair
―スタッフに対してはどうですか?
杉本「それについても『希望と選択肢を作り、挑戦と成長をサポートする場所。ドキドキワクワクできるような空間。夢を語ることができ、自分を大切にできる空間を作ることを約束します』など、文章にして記しています」
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