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【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロンガイド/siki

◼️sikiの芯にあるのは『sikiらしくあれ』という5ヶ条

―今何名ですか?
磯田「全部で70人います。siki、siki factory、大宮のsiki ORGAN、横浜のsiki cooper、最近できたsiki ROSEの5店舗です。それとは別に静岡には共同経営のLaundryという店舗もあります」

―どんどん店舗が増えた印象ですが。
磯田「sikiというブランドを強くするために、近隣のエリアでもうちょっとチャンスを広げていきたいなと思ったので。エリア的に横浜と大宮には出したいなとは思っていましたし」
―ここまで達成するには、なにか作戦があったんですか?
磯田「いや、気づいたら増えていったって感じですね。スケールしたいとは思っていたわけではないんですが、思っていたより急激に広がりました。僕は元々巻き込む力とか、リーダーシップとか得意な方ではあったんですけど」

@siki.organ

―イズムみたいなものはどうやって浸透させていますか?
磯田「僕らは“あり方”っていうのがあって。自分たちはどうあるべきか。「なりたいより、ある」というベースの考え方があるんです」
―あり方……初耳です。
磯田「最初、理念を構築しようと考えたんですが、あんまり今の子たちには浸透しなくて。それより僕らは『sikiらしくあれ』というのがあって、それが浸透していると思います」

@siki.cooper

―それは、どういうものですか?
磯田「sikiらしく豊かにとか、感謝を忘れるなとか、おしゃれにいなさいとか5カ条ぐらいあって、そんな難しい堅苦しくない、シンプルなことです」
―検索しても見つけられなかったんですが、外には出してないんですか?
磯田「出してないですね。インタビューとかでは出してないですし」

@rose.siki

―5ヶ条ができたのは、どんな経緯だったんですか?
磯田「ちょっと前に売上1000万円級のモンスター美容師がすごく増えたんですよ。でもその一方で、昔僕が憧れていたようなイケてるサロンが減ったなと思ったんですよね」
―うんうん。
磯田「少し前の美容業界は個人ブランディングが多かったんです。個人は知っているけど、所属するサロンは知らないという現象があったり。サロンブランディングが個人ブランディングに移って、それはカッコいいことではあるんですが、僕が憧れたサロンの名刺を持ってモデハンしたら成立できるみたいな、そういうサロンをもう1回作りたいなと思ったんです。個人ブランディングをサロンブランディングに戻したいという思いがあって」

―ああ、なるほど。
磯田「sikiにプライドとsikiに愛を持ってほしいという、自社愛と自社プライドを育むために『sikiらしくあれ』というのを作りました。こういう集合写真とかも全部そういう意図でやっています。sikiに入ったというのは1つプライドになったりするような」
―他のインタビューでもサロンブランディングのお話をされていますね。
磯田「今の時代は個人だと限界があると思うので、やはりサロンでとか、みんなでやるとかが、僕らは結構多いかもしれない。なんでもみんなでやりたがる。コンテストも全員で参加するし、通過したら応援に行く、みたいな。意外と昔っぽいかもしれないです」

―その「sikiらしくあれ」が70人全員の間に1本通っているところ。
磯田「そうですね。それがかなりでかいですね」

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