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【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロンガイド/KILLA

◼️全員で教える、全員が育つ

―2年間でデビューのカリキュラムだそうですが。
小林「全50項目の2年カリキュラムです。以前はパーマもメイクも受かってからスタイリストデビューだったんですが、後回しにできる技術は後にしようとリファインしました。でも最低でもやはり2年は必要だと思います」

―スタッフ育成についてはどんなことを重視していますか?
小林「完璧な美容師って基本的にはいないと思います。カットのスペシャリスト、カラーのスペシャリスト、アレンジのスペシャリストなど、美容の中での数多くのジャンルがあるので、その全てを極めることは難しいと思います。ただ僕らの仕事はヘアメイクではなく美容師なので、美容師としての基準をしっかり高い位置で教育していきたいと思っています」
―育成についてはどなたが?
小林「担当者がいるわけではなく、スタイリストは全員が同じように教えられるようにしています。誰に聞いてもいいように。基準となる技術を動画で作成しています。スタイリストも教え方にズレがないようにスタイリストのチェック会も毎月しています。営業時間外でアシスタントが練習している横でスタイリストが練習したりしていますよ」

―よく聞くのが、デビューしたはいいけどお客さんがいない、どうしようみたいな。なにか対策はありますか?
小林「基本的に集客は会社の仕事だと思います。そこの軸はありつつ、もっとやりたい、越えたい人は、プラス自分でSNSを頑張ることになると思います。新規数でいったら、ホットペッパーのカテゴリーでは常に原宿・表参道界隈では20位以内には確実に入りますし、10位以内に入る時もあります。そこでの集客はできています」

担当/MIKUさん(CHOKiCHOKi WEB「2024年ワタシの推しヘア&ファッション」より)

―そのほかなにか特徴とかはありますか?
小林「うーん……でも長く続いていることが強みなんだと思いますけどね。結局」
―お店自体が?
小林「正直、サロンを出店するのって実は簡単じゃないですか。何でもそうですが、続けていくことのほうが難しいんです。ウチは最初にいたスタッフもいるけど、ちゃんと1年目、2年目からバランスよくいて継続させていることが会社の強みだと思います。トップと若手の間がいないというより、バランスを考えて続けられてきているのかなとは思うので」

―それも長く続いている理由になりますよね。
小林「そうですね。それと、おそらく衰退してくサロンって、撮影などサロンワーク以外のことをやらなくなってくると思うんです。そうするとこのエリアで働く、やりがいだったりメリットがなくなってくると思うし、古くなってくると思います。ウチは定期的に撮影会をやったり、時代に置いてけぼりにされないような努力をしています」

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