【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロンガイド／OOO YY
◼️何かすごく好きなものを深掘りしてヘアに繋げていく
―いま20年というお話がでましたが、20年第一線のサロンであり続けられた理由をどう分析していますか？
KAITO「やはりお客様との信頼関係ができているからだと思います。これはコロナ禍の時もすごく感じたのですが、当時は営業を制限していたにもかかわらず、結果として売り上げがそう変わらなかったんです。お客様との関係性を大事にしていることの表れだと実感しました。またお客様だけでなく、スタッフに対しても柔軟な考えで接してくれていることも一因にあると思います」
―スタッフに対してのあたりを、もう少し具体的に伺いたいです。
KAITO「アシスタントでも、個人に声がかかった外の仕事などは営業を調節して出させてもらえたりしますし、待遇や休日取得などいろいろな面で柔軟に変わってきています」
―どんなお客さんが多いですか？
KAITO「スタッフの特性によってお客様の層がいろいろで、お店全体で見るとかなり幅広い年齢層で、いろんな方がいらっしゃいます。KEIやnicoだと、アーティスト系など音楽関係の方やファッション系の方が多かったり、僕はアパレル系や学生も結構いますし。あとはメンズのお客様が多いスタイリストもいたり」
―サイトを見ると、「サロンのカットはモード感のあるベースカットに加え〜」というワードや、「エッジのきいたパーマやナチュラルパーマ」というワードがあります。これがベースにあって、それぞれが自分の方向でやっていくということになりますか？
KAITO「そうです。それぞれで個性を出していくじゃないですけど、結構委ねられてる感じはあります」
担当／MAMIさん（『CHOKiCHOKi WEB』より）
―では今働いているスタッフには、なにか特徴はありますか？
KAITO「何か好きなものをすごく深掘りするみたいな人が結構多いなとは思います。ファッションだったり、音楽だったり、アート、映画など……バラバラではあるんですけど、何かがすごく好きで美容にイメージを結びつけたりもするものを持っていますね」
―サロンワークに反映されるんですね。
KAITO「そうですね。繋げていけることは繋げていきます。ファッションが好きだったら、自身のファッションをSNSに上げたり、なにかが好きなことが集客に結びつくのであれば、どんどんやってった方がいいというムードにはなっています」
―集客については個人のパワーですか？
KAITO「それぞれがずっとお世話になってるモデルさんや、メイクモデルさんで呼んだ方、またカットモデルで人数をたくさん呼ぶので、その方々がデビューしてからもお客様としてついてくれたりとかっていうケースがあるので、個人パワー的な部分が大きいかもしれないですね。またお店として集客を強めていこうという部分も、少し出てきてるという感じです」
―今スタッフは何名ですか？
KAITO「12名です」
―スタッフ向けに力を入れているポイントは、どういうところですか？
KAITO「コミュニケーションはすごく大事にしています。下からの意見を吸い上げて、お店全体に反映させていくようなところは、結構意識しています。もっとこうしたら働きやすい環境になるんじゃないかを示すだけではなく、さらにいい環境を目指すためにはスタッフの意見を吸い上げることは大事かなと思ってやっています」
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