【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロンガイド／roma

◼️その子の将来のためにも全てのジャンルを切れるようになってからデビューさせる

―スタッフ向けに力を入れてるポイントはなんですか？

岡村「僕は基本的にはスタッフが実現したい事を裏で支えられたらと思ってます。それと、労働環境はいいと思います。休日を年間で125日以上はキープしています。完全週休2日制で、４月だと休みが10日ぐらいあるのかな」

大塚雅也さん（福岡美容専門学校）／@masaya_otsuka_

―育成、教育については岡村さんがお一人で？

岡村「ベーシックは基本的に僕が教えていて、カラーなどの応用技術は、僕よりも畠山のほうが上手いので、そういった技術は補足として教えてほしいとは言っています。」

―カリキュラムの特徴はありますか？

岡村「いたってベーシックだと思います。シャンプーして、ワンレンのカット。ブローと並行で。それでカットとワンレンが終わったらモデルを5人くらい入れて。モデル5人が終わったらグラデーションカットをして、またモデルを入れて」

海老原将さん（ベルエポック美容専門学校）／@masashi_ebihara

―それは何か理由があるんですか？

岡村「中間にモデル入れることによって、デビューした時にお客様がつきやすいというのと、モデルさんと長い付き合いをして信頼関係を築けたらなという考えです。それで1カテゴリーずつ終わったらモデルを入れて。それと結構最初にやったカテゴリーをみんな忘れちゃうんですよ、カットを何パターンかやっていくと。それを忘れないように1回やったものは継続してやっていきます」

―それで、デビューまでどのくらいかかりますか？

岡村「人にもよりますが、２年から３年は絶対かかると思います。カットのカテゴリーだけでも５パターン、計20スタイルぐらいはやるので。その間にブローして、パーマ入って」

―今の業界的にはデビューを早くする流れがありますが。

岡村「はい。そういう方向性もありますよね。ただうちとしてはしっかりした技術を身につけてから入客して欲しいという気持ちがあります。」