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【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロンガイド/roma

奥行きが長い店舗のエントランスを入ると、ガラス天井から外光がさんさんとアンティークな紋様の床に降り注ぐ。奥へと続く通路では、本棚には写真集やアートブック、ビンテージの調度品が迎えてくれる。
音楽やファッション好きなら、このアプローチからワクワクするはず。
今回は中目黒の『roma』。
@roma_hairsalon
@roma_customer
ヘアとカルチャーが交錯する、新しいムーブメントが生まれそうな空気感。
ドンズバな人、絶対いると思う!!!
代表の岡村雄一郎さんと、ストリートのファッションアイコンでもある畠山遥さんに話を聞きました!
@yuichiro.okamura
@haruka__hatakeyama

◼️ファッションやカルチャーを大切に、今というエッセンス加えたヘアを提案する

岡村「2011年の1月にオープンして、今年で 13年目です」
―サロンが面白い作りですね。天井がガラスになってて、明るい。
岡村「お客様の話を聞いた時に、施術姿を外から見られたくないって方が非常に多くて。ガラス張りの大きな窓があるお店とか。そんなときにこの物件見て、すごく面白いなと思ったんです」
―店名の由来には「9世紀以前、西の理想郷を目指し旅立った民族から」とあります。
岡村「もともとインドの民族で、現在も東ヨーロッパとかにいるらしいです。その民族の代表にはアーティストがいたり。芸術や技術を武器に理想を目指すっていうのって、美容師とマインドが似ているかなと思って、そこからとりましたね」
―スタッフは何人ですか?
岡村「7人です」

@roma_hairsalon

―今、アシスタントが一人なのではなぜですか?
岡村「もともと、スタイリスト4人、アシスタント1人でやっていたのですが、よりromaのブランディングをあげたいと思い、今年 畠山と大塚に参加してもらいました。それでアシスタントを募集したいなと考えて。今は定休日なしの9時―21時の営業になっているし。もちろんフルで働くわけではないですが」
―営業開始が早いですね。
畠山「僕のお客様が結構早い時間から来たい方とか多いんです。もちろん12時間ぶっ通しで働くっていうわけではなくて、僕も子供がいるので、なるべく夕方ぐらいに帰れた方がいいなというのもあって。お客様としても、朝の出勤前に髪の毛を整えたり、芸能関係の方もいたりして、需要としてはちゃんと成立してるんです。そうなっているのでアシスタントがもう一人いると、負担も減らせるので」

左:岡村雄一郎さん 右:畠山遥さん

―では、どんな会社かというところで。まずコンセプトは?
岡村「ファッションやカルチャーを大切に、今というエッセンス加えたヘアを提案していくという感じです。裏のテーマとしては、 ヘアとカルチャーがクロスオーバーした都内屈指のサロン目指したいというのがあります」
―カルチャーといっても、例えば音楽ならいろんなジャンルがあるし、何か絞られていますか?
畠山「絞りは特にありません」
岡村「宣伝みたいになっちゃうんですけど、僕はこの『HEADS』という書籍を作ったりして……」

―あ、知ってます! こちらで作っていたんですね。
岡村「はい。ヘアとファッションの歴史本みたいな内容なんですけど。最初はうちのスタッフの教材用に考えて作ったんですが、知り合いの編集者のすすめで出版したんですよ。こういう店にしたいという、ウチを表していると思っています」

@heads.magazine

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