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【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロンガイド/iLe./nehus

◼️最近の採用ではビビッとくる、感じるものを重視している

―お話を聞いていると広めたい、伝えたい、育てたいみたいな気持ちが強くないですか?
西村「強いですね。でも感覚的なものを育てるのはめちゃくちゃ難しくて。カラーのデザインなどは自分的なセンスも入ってくるので。それに関してはすべてが言葉では伝わらないところもあるし。傷ませないとか、根拠がある理論は教えようがあるんですけど」
―どう伝えていますか?
西村「わかりやすいのがSNS。SNSを見るって無駄な時間でもあるけど、逆に考えたらめちゃくちゃ有効な時間なんです。だから、ただ見るなと。可愛いと思ったらなぜ可愛いと思ったのかまでを考えた方がいいって。そうしたら今後お客様を見る時には、あの時見た写真のこれを真似したら多分可愛いんだってイメージが出てくるから、というのは伝えています」

―そういう感覚的なものって、採用にも反映されるんですか?
西村「めちゃめちゃ難しいですね。センスって作るのが多分1番難しい。生まれ持ったものもあったりみたいな。ただ、最近はそこを重視はしています。新卒の子もなにかビビッと感じるものってあったりするじゃないですか。面接でも、この子なにか違うかもみたいな。そこはちょっと重要にはしていますね」
―へえー。
西村「以前はいい子そうな、働いてくれそうな人を採っていたんです。でもいい人そうは、誰でもいい人そうなので。しかも面接なら準備して来るじゃないですか。なので、そこはもうそんな気にしてないです」
―最終決定は2人でされるんですか?
西村「最近はみんなで見ます」
―意見が割れたりしませんか?
西村「一応僕らが最終決定者なのですが、働くのはみんななので、誰と働きたいかを決めてもらったりもします。その中で、明らかにこの子すごそうとか、なんか変わってるなっていう子はみんな一致するんですよ。あとは相性の良さそうな子を考えたりはします。お店の相性もそうなんですが、スタッフ同士の相性もよくないと絶対にサロンの空気は悪くなるので。そこも考えたりはします」

―みなさん、どんなところを見ているんですか?
西村単純に面接で答えた内容ですね。あの子の発言が良かった、とか。もちろんビビっと来たとかもあるんですが、結構それを言いますね。あの子、面白そうだよねって」
―質問内容も毎回変えているそうですね?
西村「そうです。心理テストみたいなこともします。例えばドライヤーがいっぱいありますね、先輩がこれ黒くない?って言いました。なんて答えます?とか。これはもちろん黒いドライヤーだからそれは黒いですってふざけてくる人もいれば、汚れてるのかなと思って拭く人もいたり。回答がバラバラで、結構面白いです」

―正解はないんじゃないですか?
西村「正解はないです。でも、それでなんか性格がわかるんですよ。それだけで結構その子の系統がわかるというか、みんな本当バラバラな答えをするんです。面白いくらい」
―どのくらい応募があるんですか?
西村「50から100ですね。中途募集もしているんですが……ウチってなんか敬遠されるみたいなんですよね。私そんな上手くないからとか、プロフェッショナルじゃないと入っちゃダメみたいに思われているみたいで。そんなわけじゃないんですけど」

―そうじゃないですよね。
西村「今ブリーチじゃない人も入ってほしいくらいです。なんでも上手な人を作りたいので。今はブリーチ特化しているんですけど、別にブリーチ特化したいわけでもないんですよ」
―募集はいつからですか?
西村「6月〜7月からちょっと落ち着くので、その辺りで考えています」

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