【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロンガイド／RUNO

🔳一生任せたい美容師になるように

―どんなスタッフが働いてますか？　ここはまず何人？

中島「ここが今、スタイリスト含めて5人で、青山がスタイリスト2人、アシスタント1人です」

―スタッフはどんな人ですか？

中島「若い世代が多くて、素直な人が多いですね。元気で、ファッションが好きな子が多いです」

―そういう人を選んでますか？

中島「そうですね、面接のときにファッションは見ています。それと大事にしているのが、謙虚、素直ということ。すごく仕事ができそうとかよりも、気持ちのいい子を採用するようにしています」

―スタッフ向けに力を入れているポイントは？

中島「スタイリングですね。アレンジ力もそうですし、デザイン力、スタイリング力は大事にしています。毛の動かし方とかっていうことは」

―そういう技術に力を入れてるということは、スタッフに対してこうあってほしいみたいな思いがあるんじゃないですか？

中島「はい、生涯任せてもらえるような美容師さんになってほしいというのがあります。新規のお客様が1回来て終わりじゃなくて、一緒に時を過ごしていけるような、一生任せたいって思える美容師さんになるために、やはり技術をしっかり身につけて。任せたいって思える美容師さんになってほしいと思っています」

―そうすると、デビューまでどのくらいかかりますか？

中島「今は3年を目指してやっています。今のウチの規模だと、営業中にレッスンを積んだりすることができないので、早めることってちょっと難しい。やはり技術をしっかり覚えてほしいですし」

―カリキュラムの特徴はありますか？

中島「ベーシックをしっかりやっています。基本のことをまずしっかり、ウィッグはもう基本だけにして、モデルさんに入った時に、新しいデザインというか、アレンジだったりを加えています」

―どんな練習スケジュールで？

中島「全体レッスンが木曜日と土曜の週2日で、あとは自主練習です。とはいえ休みの日もスタッフがお店に来て、スタイリングだったり、モデルさんをやったりしていますね。強制ではなく、自分の時間を使って」

―将来どうしたいとか、みなさん考えていることはありますか？

中島「今の段階ではこの東京のRUNOはまだまだ名前が知られていないので、それぞれがしっかり発信して、みんながRUNOを大きくしていきたいなという気持ちです。引っ越して代々木公園のお店が広くなったので、まずはこのエリアと表参道エリアとで2つの軸で、発信していきたいなという感じです」

―そういえばなぜこの場所に？

中島「この辺りって、空気感がすごくいいんです。飲食店やワインショップもすごく多くて。トランクホテルもできましたし。古着屋さんもたくさんあったり、歩いている人もちょっと上の年齢層が多かったりするので、落ち着いた場所として。気持ちのいい場所なので、表参道ブランドと、このちょっと違う地でやれるのはいいと思っています」