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【美容師と服vol.12/yuさん(HINTSTATION)と『CHELSEA』】

CHELSEA


◼️ちょっとひとくせあるようなアイテム、遊びがあるものを楽しんでいただける人のショップ

―コンセプトをアップデートされたというお話でしたが、今のコンセプトは?
HARUKA「コンセプトは『プレイフルなスタイリングを楽しむチャーミングな大人のためのセレクトショップ』です。楽しいスタイリングが好きというチャーミングな大人のためのセレクトショップみたいな感じです」

―楽しいスタイリングとは?
HARUKA「ウチはちょっと変わっているアイテムが多いんです。シンプルなもの、スタンダードなものを絶対置かないというわけではないんですが、遊びがあったり、ひとくせあるものが好きで。それを楽しいと思ってくださるような方に向けています。例えばデニムに白Tとかじゃなくて、何か一つ遊びがあったり、ダメージが入っていたりとか、どこか楽しいと思えるポイントがあるのが好きというか」

―なるほど、なるほど。
HARUKA「ふざけると言うとちょっと違うんですが、遊び、チャーミングさっていうのが結構大事かなと思っているんです。このボディのスタイルで言えばスカーフを巻いたり、ハンカチを巻いたりとか。このボディで言えば、すごい大きなバッグを背負っているとか、下のパンツにカーブがあって遊びがあったりとか。

だけど、すごく派手な人になりたいわけじゃなくて、ちょっと遊びがある、ちゃんと可愛いに落とし込めるぐらいの遊び心を目指しています。若い子に向けているというよりは、精神が大人の人、酸いも甘いも楽しめる大人に向けたということですね」

―イメージになるような年齢設定とかあるんですか?
HARUKA「いえ、大人という言葉を使っているんですが、ウチの定義する大人は「酸いも甘いも楽しめる人」という意味で使っています。若くても大人な人はいますし、そういう方々に向けて。洋服だけ見ると結構ブリッとしたものが多いので、大人はダメかもって思われるかもしれないですが、合わせ方次第で大人にも持っていける、大人がお茶目に着たら可愛いなと思って提案しています」

―それは品揃えの特徴にも出ていますよね?
yu「ここで買った服を着てたら、だいたい褒められます。私もひとくせあるのが好きで」
HARUKA「あまりシンプルなものはないかもしれないですね。基本的には派手だったり、目を引く、これ可愛いってなるようなものが好きです。せっかく買うんだったら可愛いものを買いたいなというような」
―それにはチェルシーならではの独自の視点がありそうですね。
HARUKA「私や社長、バイヤーの目を通せばチェルシーだ、みたいな考え方があります。これ、という言葉はないんですが。裏のコンセプトで『ドレスを着たい日もあればTシャツを着たい日もある』というのがあって、ドレスもあったりTシャツあったり、本当にラインナップの幅が広いんです。特化して狭めちゃうと、嘘ができちゃうし、とにかく私たちの気分みたいな感じですね」
―そうするとお客さんってどういう方がいらっしゃいますか?
HARUKA「お客様も本当に幅が広いです。見た目で言うとそんなに派手な人はいないんですが、ちょっと変わっているものが好き、面白いものが好きという方に集まっていただいています。本当に私たちがセンスがいいなと思っている方たちが褒めてくださったりするので、それでいいかなと思っています。

ハマる人にハマればいい。年齢で言うと年上の人が多いです。50代、60代の方もいらっしゃいますよ。新しく入ったスタッフが、思っているより客層が上でびっくりするって言っています」

yu「それこそめっちゃチャーミングですよね」
HARUKA「そう、本当にそうなんです」

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