四千頭身都築拓紀さんの服作りプロジェクト第5弾
■ワイドパンツ
「さあ一番難題のモノですよ。うわ、もった感じ、超太いわ」
栗林さん「2本作りました。こっちが太くした方の細い方で、さらに太いのもあります」
「あ、たしかに。全然違いますね。でも股上34センチか、もうちょいさげようかな……30でいいかもな……」
栗林さん「ちょっとつまみます」
「あー、でもよさげだな。OK見えてきた、見えてきた!」
「えーと、もう一段階太いのあるんですか?」
栗林さん「細い方でヒップ、わたり、すそはば4センチアップ。このさらに太いのはさらに6センチ広げてます。わたりに合わせてヒップを広げたものです」
CC「すげーな、これ」
「おもしれーなこれ……おもしれーけど、いるのかな、おもしれーのって。これはなかなか、すげーな。でもなんか……でもいいんじゃないかな、これ」
右田さん「別に違和感ないですね」
「そうかもなあ……わざわざ太いパンツ作るなら、いいのかもなあ。。やみくもに太いな」
右田さん「けっこうわかりやすくするために作ったやつです」
「それがよく見えてくるけど……どうなんだろう。基本的にやりたかった作りにはなっていて、どこで自分が落ち着けるかなんだよな……」
右田さん「はじめにはいた細いほうでも太さ的には十分ですか?」
「それはストレートに見えちゃうな、今となっては。もはや細い。ワイドパンツって出てきたわりには「ほっそ」みたいな。裾縮めようかな。どうなんだ……どうなんだ、どうなんだこれ。股上があがるのは確定として、ベルトループの作りもいいとして……うーん、股上だけかもな」
右田さん「今風ワイドだと股上深いんですよ。イメージ通りだと上げるんですよ。だいぶイメージ変わると思います」
「ちょっとこれ着てみてくれない、人に着てもらわないとわからんなあ……ウエストをギャン絞りではくことをイメージしてるんだけど」
CC「Sさんが不良になった」
「そうそうそう、不良パンツに見えたらもう終了です。お、見えてくるな。一番喧嘩強いやつみたいに見えてくるな、黒髪で。戦ってんのほとんど見たことないけど、いざ本当は、みたいな。エリートヤンキー(笑)」
CC「これ、原型は結婚式にきていったやつだよね」
「そうですよ、そうです。これも結婚式ではいていこうと(笑)」
右田さん「商品的な目線で言うと3本のメリハリあった方がいいです」
「コートでもかっこいいし、ダウンでもかっこいいし、いやカッコいいな。ミリタリーでも、ワッペンつきのカーキのMA-1とかめっちゃかっこいいな。スタイリングで考えた方がいいな…いや、いいすね…。股上上げてもらって決めます。下手したらこの股上でいいかもしれないです。次、何着か服持ってくるか。次、まじで最後!それで見たいな」
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