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【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロン求人ガイド/pizzicato

■必ず二年でデビューさせます!

―なるほど。そのほかにスタッフ向けに力を入れてるポイントはありますか?
古河「まずはカリキュラムに力を入れています。必ず二年デビューさせます」
―必ず?
古河「アシスタントは二年で卒業です。それまでにレベルに到達できるよう、会社がきちっと責任を持って教えます。ゆったりアシスタントをやるよりも、自分がスタイリストになって髪を切ってお客様を幸せにするということが、使命というか役目だと思うので。そこに向けてメンズもレディースもちゃんと両方を、カラーやパーマなどケミカル的な技術の部分も含めて、総合的に一人前になるというカリキュラムもしっかり組んでいます」
―でも進みに個人差があるんじゃないですか?
古河「そこは、各店舗で各スタイリストが、毎週のレッスンでできてないところを引き上げたりします。あとは一年たったときに、自分がどういうスタイリストになりたいかを面談をして、その方向に向かってマンツーマンでちゃんと引き上げます」

吉本彩夏さん(長崎県美容専門学校)@sai1399gatto

―それは教育係だけで可能なんですか?
古河「店舗ごとでも、会社全体でも取り組みます。店舗にそれぞれスタイリストがいて、基本的にアシスタントの技術を見る。違う店舗でも最近こういうパーマが当たってすごく上手なスタイリストがいるとなったら、その人のところに行って技術を学んだりするのも全然いいです。なにかが強い人のところでいろいろ学んだり、教えてもらったりができます」
―そうなんですね。
古河「練習カリキュラムも全部動画に残して、誰が見てもベーシックにズレがないように社内で技術の共有、管理もされています」

羽鶴修瑛さん(山野美容専門学校)@shuei_hazul

―みなさん一年たつと、自分はこれで行きたいという方向は決まりますか?
古河「なんとなくこういう風にいきたいですっていうのは、みんなありますね。最初からメンズでいきます、カラーでいきますとかいう人もいますし。定まっていなければ相談しながら進めていきます。こちらも無理に一年後の面談で決めてくださいとも言いません」
―モデル施術の体数は決まっているんですか?
古河「目安はメンズ100人、レディース100人です」

荒井悠海さん(クレアヘアモード専門学校)@harumi.scene

―どっちも? なかなか多いですね。
古河「期間は一年ありますから。しかも200人切りなさいじゃなくて、そこで例えば自分はメンズの方を推していきたいなら、バランスを男150:女50にしてもいいし。技術をちゃんと統括している人たちが見て、仕上がりがよければ人数ではなくクオリティ判断でクリアもありますし。あくまでもその人数やらなかったらデビューできませんじゃなく、目安です。もう毎日のようにモデルさん呼んだりとか、休日も一日5人とか朝から晩までモデルをやってる人もザラにいますよ」
―伸びる人はどんな人ですか?
古河「なんか天性の、この子と話してると面白いとかワクワクするとか魅力的な人っているじゃないですか。また、何かやろうよって時に面倒くさいって考えるんじゃなくて、それ面白そう、できるかわかんないけど頑張ってやってみましょうよっていう前向きな人とか、人の懐にいい距離感で入っていける人は、すごくお客様がつくなと思います。なあなあじゃなくて超適度な緊張感があって、なんか話してて楽しくて。前向きになんか明るくできる、接せられる人は売れますね。僕も20年以上見てきたのでわかります、本当に」

渋井僚太さん(ベルエポック美容専門学校)@pizzicato___shibui

―将来みんなにこうなって欲しいなみたいなところは?
古河「幸せになってほしいです。話が重複しちゃうんですが、自分がなりたい美容師像になってくれたらいいと思っています。本当にウチとしてはこうなれという像はなくて、まさに多様性の時代だと思っていますから。技術に関しても、売上に関しても、休みの取り方に関しても。それを叶えられるサロンでやりたいっていうところで、けっこう自由というか、柔軟です。ですからフリーランスになりたいならウチでやれば? として働いているスタイリストもいるし、正社員で働いているスタイリストもいるし。雇用形態も様々なんです」

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