【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロンガイド／RUNO

今回はRUNO（ルノ）です。

へスタイル×ファッションのトータル性、コーディネート力に評価が高く、メディアでも多くのLOOKを発表しています。

かまえるようなおしゃれさではなく、カジュアルなおしゃれ感があるスタイルに耳目が集まっています。

青山にあった２店舗のうち、１店舗が最近代々木公園駅にお引越しをしました。

風の通る並木道に面した大きなガラス張りの店舗。

サロンの佇まいからも気取らないおしゃれ感が漂ってきます。

ディレクターの中島和弥さんにお話をうかがいました。

@nku_ka

@runo_hair

🔳○○＋モードの世界観と品のよさがスタイルの特徴

―RUNOという店名はどんな由来ですか？

中島「RUNOは、フィンランド語で詩という意味です。本社は大阪で、Laji（ラジ）とtuuli（トューリ）っていう2店舗あります。全てフィンランド語です」

―東京ができたのは？

中島「7年前ですね。この代々木公園と表参道に店舗があります。表参道はRUNO2と書いて、フィンランド語でルノカクシと読みます」

―サロンの理念をおしえてください。

中島「会社としての理念が、『大切な人を大切にする、愛のあるサロン』です。身近なものだったり、スタッフだったり、家族だったりを大切にするという」

―その特徴というと？

中島「ブランディングとして、お客様に対しても大事にしているのは、品のあるスタイルということです。そして○○＋モードっぽさ。○○は、スタイリスト1人1人の個性です。例えば僕だったらメンズをやっているので、メンズスタイルに＋モードを入れる。それぞれスタイリストによってカジュアルだったりストリートだったり特徴があります。＋モードを、ラインなどのどこかポイントなのか、ファッションの全体感なのか、モードを入れるということを大事にしています」

―それはどうやって身についていくんですか？

中島「月に1回スタイリングレッスンをやっているので、そこで技術を練習します。イメージ写真などを持ってきて、それを元にスタイルを作っていきます。まずそれぞれが持ってきた好きなものを確立していって、そこから腕を動かして、感性を磨いていくんです」

―そのイメージ写真は例えば、海外のモデルさんとかですか？

中島「アーティストでもいいですし、他の美容師さんが作ったものだったりいろいろ。そこから、こういう方がいいんじゃないかというイメージを、誘導していきます。それぞれのやりたいことの個性というのは大事にして、その方向性で、しっかり洗練されたものを作っていけるようにします」

―お客様に対してこうありたいなど、共通の教えみたいなのは？

中島「お客様に対して気持ちのいい空間とデザインを届ける上で、接客を一番大事にしています。挨拶をしっかりするところから、言葉遣いだったり、 声のトーンにも細かく気を配っています。アシスタントでも名前を覚えてもらえるような人になるために」