【美容師と服vol.20／古沢コウさん(LIPPS hair)と『ROOT』】

ROOT

LIPPS hairの古沢コウさんと、原宿の遊歩道にある古着屋『ROOT』代表の須藤征典さんは、高校の同級生。二人ともCHOKiCHOKiとは古くからのお付き合いで、古沢さんはおしゃれキングとして、須藤さんはヘアモデルとして誌面を賑わせてくれました。今回はそんな若き時代からのストーリーを交えてお届けします。

@root_vintage_
東京都渋谷区神宮前4-25-7コーポk201(3F)

古沢コウ（LIPPS hairエグゼクティブデザイナー／エリアディレクター）
@lipps_furusawakoh
LIPPS hair大宮／埼玉県さいたま市大宮区大門町2-94-1 福呂屋ビル3F

◼️「古着屋で働くつもりで上京して、コウのアパートに転がり込みました」（須藤）

―古沢さん、須藤さんは高校の同級生だそうですね？

須藤「山形の新庄市にある高校で、2年生から同じクラスになりました」

古沢「男ばかりの土木建築科で、仲良かったですよ。同じグループ的な。よく遊んでました」

―で、いっしょに上京してみたいな？

須藤「コウは専門学校で上京していて、僕は18、19歳の時は宮城県で社会人をやっていました」

古沢「それで僕がLIPPS hairに入社した年に、マッコから上京して古着屋で働くって連絡が来て。僕の誕生日に何にも荷物も持ってない状態で上京してきて、一緒に住みはじめました」

―それまたどうして？

須藤「服が好きだったし、古着も好きだったので。20歳ぐらいになって、東京で古着屋いいかなと思ったんですよ。それから古着屋、新品のブランドを経験して、前職の古着屋で６年半いろいろ勉強しました」

―ずっと一緒に住んでいたんですか？

須藤「半年ぐらいです。もうお互いの生活リズムが全然違うので」

古沢「よく友達が集まっていましたね。それで洋服借りてスナップ撮ってもらったりして」

須藤「確かにコウのコーディネートを何回か決めましたよ。CHOKiCHOKiにはお世話になりました（笑）」