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【美容師を目指す人に】CHOKiCHOKiおしゃれサロンガイド/Miyu’s

◼️デビューしても技術練習はしっかり続けて、すべてをこなせるように

―技術を含めてデビューまでどのくらいの期間を見込んでいますか?
長谷川「ウチでは二年で設定しています」
―技術カリキュラムには特徴はありますか?
長谷川「入社してから一年間で基礎的なカリキュラムを終わらせて、そこからはメンズとレディースどちらかに絞らせています」

―え? 必ず?
長谷川「必ず振り切ってブランディングさせます。もうその二年目からSNSは必ず運用してもらいます。もちろんサポートはしますが」
―途中でレーンチェンジはできますか?
長谷川「それは全然OKです。でもどちらにせよ、スタイリストになった時にもう一方も習得してもらいますよ。例えばメンズを選んだとしたら、三年目のスタイリストデビュー後はレディースのカリキュラムは消化してもらいます」

杉原里菜さん(パリ総合美容専門学校柏校)@miyus_rina

―それはどういう意図なんですか?
長谷川「スタイリストデビューしたからって、練習しないのはナシっていう形にしているんです。やっぱりそれも美容師として長く生きて行くためにすごく大事というか。ちゃんとすべての技術をそつなくこなせるように」

酒井ねねさん(資生堂美容技術専門学校)@miyus_nene

―メンズ、レディース両方のお客さんのニーズにちゃんと応えられるようになるレベルまでなるのは、どのくらいの見込みなんですか?
長谷川「やっぱり5年とか6年かかりますね。僕が思うに、20代前半でSNSで売れてる子って、ただ見せ方がうまいだけじゃないですか。やっぱり10年やっている人のほうが技術レベルは高いですよ。SNSがあるからこそ売れてしまって練習しないみたいな若い子もどんどん増えていくじゃないですか。見せ方がうまければ売れるというのは、本質的ではないと思います。自分たちがSNSやりながら集客しているからこそ感じています」

佐藤優希さん(国際ビューティモード専門学校)@miyus_yuuki

―そうですよね。例えばもっとテイストを絞り込んでいって、メンズはフェードやりたいですとか、レディースはブリーチカラーやりたいんですってなるとどうなるんですか?
長谷川「それはお好きなようにという感じですね。でも、その中で売り方を僕らがちゃんとテストマーケしながら市場を探していくようなサポートをします。やりたいの希望に沿って、じゃあこれ組み合わせたら集客できそうだねって、運用させていく感じです。コンサルみたいな感じですね」

―この市場空いてるからこっちどう?みたいな。
長谷川「けっこう言ってますね。今日撮影やってくれるあれはマナトは、ゴリゴリのコンサバみたいなスタイルを作るのが上手だったんですが、それで当たる気がしなくて、ちょっとメンズをさせてみたりテストをさせて、最終的に50代〜60代を狙うことになったんです。今そこで当たっていますよ」

―なるほど。
長谷川「やりたくないものはやらせないですけど。本人の気持ち的にはやっぱお金稼ぎたいが強かったので、本人も納得して進みました」
―では、デビューする人の集客は、本人のSNSですか?会社としての集客システムはありますか?
長谷川「とはいえSNSに集客に頼るとどうしても属人的になってしまうので、それはすごくリスクだなとは思ってるんです。やっぱり集客サイトを利用します。頑張って、今仕込んでいます」

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