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【美容師と服vol.23/杉本ケイタさん(salon Lyla)と原宿の『STRATO』】

STRATO


原宿、明治通りにあるニューバランスの横をまっすぐ、いわゆる裏原宿エリアに入って行って、ファミリーマートを左折します。すると左に、でかいETのオブジェが目に入ります。まさに、そこ。もう裏原宿の名物になっているからすぐわかる。

◼️アメリカに独自の買付ルートがあるのとお手頃金額が特徴

―STRATOはいつオープンですか?
中村「2016年の11月です。もともと古着が好きで、学生時代の友達とはじめたお店です。当時「何かいつか一緒にお店やれたらいいね」みたいに軽いノリで話していたんですが、結局それが形になりました」
―お店はどんなコンセプトですか?
中村「特に言葉にしているコンセプトはないんですが、僕も相方も基本音楽が好きなので、それがベースにあるかもしれないですね。内装もちょっとガレージっぽい雑多な感じにしてみたり、配管むき出しにしたりとかしていますし」
―名前の由来は?
中村「これです。ストラトキャスター。これは相方の私物で、名付け親も彼です。これ、ちょっといいモノらしいんですけど。相方とは専門学校時代もずっと音楽の話ばっかりしていましたね」
―では特色っていうと、やっぱり音楽がどこかにあるような?
中村「そうですね。僕らが始めた時ってちょっとストリートっぽい古着屋さんが多くなり始めていて、ちょっとクラシック的な、ザ・古着屋みたいなのが減っていたんですよ。やるんだったら、自分たちが好きなものや当時自分たちが通っていたようなお店のテイストでやりたいねと話していて。それで相方が老舗の古着にいたのでアメリカの買い付けのルートがあるし、アメリカのカルチャーみたいなのを服を通してだけじゃなく、グッズなどでも表現できたら面白いなと思って」
―なるほど。
中村「あとは金額ですね。一見入りづらいお店っぽいんですけど、入って値段見たら「安くね?」みたいに言ってくれるお客様は多いです。ウチはある程度買値ベースで値段つけているので金額をおさえられるんです」

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