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【美容師と服vol.20/古沢コウさん(LIPPS hair)と『ROOT』】

ROOT


◼️「レギュラーだけど、レアで価値のあるいい状態の商品を置いているのが特徴です」(須藤)

―レギュラーの中でも珍しくていいものって、例えばどういうものなんですか?
須藤「例えばこのA2タイプのレザーは、セントジューンズベイっていうメーカーなんですが、こういういい状態のは揃いづらいんですよ。仕入れの仕方があると思うんですけど。こういうのを厳選して置けるというのはちっちゃなお店の強みでもあるんです」
―へーえ。
須藤「これはノースウエストツリーっていうチェックシャツ。すごくいいものを作るメーカーなんですけど、ジャケットタイプが珍しくて、短丈でスラッシュポケットで、この形自体が本当に出てこないんでこの1色しか見たことないです」

須藤「これはウィルスソンズの中のエムジュリアンというシリーズで、このトラッカータイプ、このタイプが珍しいんです。その上でさらにブラックフェードのタイダイ染めはほんと希少性が高いと思います。ほんと出てこないです。下手なヴィンテージよりは全然珍しいです」

―その仕入れのバランス感は何か影響があったりしたんですか?今までのキャリアとか。
須藤「前職が結構トレンドに合わせてどんどん変えていくやり方だったんですよ。柔軟性の塊みたいな。自分もそれもあるんですけど、その中で絞っていっています。クオリティというか。アメリカ古着が好きなので、基本的にそれをメインに仕入れはしています」

―なるほど。
須藤「それと品揃えとしてはアーカイブも置いています。コムデギャルソンやディオールのセットアップ。ギャルソン自体も今すごい値段が高騰しているので、状態良くて今すごく価値があると思います」

―そうするとお客さんはどんな人が来ますか?
須藤「今は20代から30代の男性の方が多いです」

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