酒井元樹さん(iLe.)と『彼岸』
<第一章>
今回のナビゲーターはiLe.の酒井元樹さん。
いつもの美容師さんが好きなショップを紹介するというアプローチではなく、サロン業界とファッション業界のフロントランナーが出会い、お互いが惹かれ合い、高めあう、魂のセッションを奏でる関係を紹介します。
酒井元樹さん(iLe.) @sakaimotoki
高円寺の『彼岸』。大崎龍之介さんと宮本理一さん。
ファッションが好きな人なら知っている人は多いはず。
唯一無二同士がもつそれぞれのシーンに対する想いの共鳴、異業種ながら目指す世界を共有するLoud Makerの対談をお届けします。

@higan_tokyo
東京都杉並区高円寺南4丁目24−7 白石ビル 2F
◼️すごく高揚させてくれるし、刺激をもらえるショップ
―酒井さんにとって『彼岸』はどういうお店ですか?
酒井「ファッションを楽しんでいる、自分のやりたいことをやっている感じが、僕と考えが合うなと思っています。年齢重ねていくと、そぎ落とされたファッションみたいなのがいいとされるような風潮になりますが……それはそれでいいと思うんですが、僕はいろんなカルチャーを混ぜた彼岸のスタイルに刺激をもらえます。多分ここに来るお客さんはみんなそれに触れたくて来ていると思うんです」

―僕もそう感じることがあります。
酒井「僕は新しいヘアを生み出すなら、やはり新しい考えをのせたファッションを選びたいと思っていて。だから結構相談もさせていただいていますし、新しい風を自分に対して送りたいって思った時に、彼岸はとても高揚させてくれると思っています。だから気分転換したくなったら絶対彼岸行きたいなって思いますね」

―そこまで思われているんですね。
酒井「今の世の中、なんかちょっと正解も見えてきてみたいなところに、こんな店がいきなりポンって現れて、しかも売れさせようとしてるところが,飛んでるなみたいな。僕は昔の『TUNE』や『FRUITS』で育った世代なので、あのカルチャー良かったなってよく思うけど、今はいないじゃないですか。もうみんな同じことしているような中で、この店からそういう風を送っている感じがカッコいいなと思っています」

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